2011年12月31日土曜日

私の店は57歳になりました

いよいよ2011年は終わりました。
様々な悲喜劇を包みながら、年月は川の流れのように
流れ去りました。
イセザキ書房は、57年目に入りました。
よくぞ56年間も本を売るという一筋道を歩んできたものです。
我ながら”よくぞがんばった”と今、思い出しております。
好況の時もありました。そして、今、難しい時代に入って
しまいましたが、私は、私の生あるかぎり本を売って
一人でも多くの人に、1冊でも多くの本を読んでいただく事に
一生を捧げ、自分自身を磨いてゆく覚悟です。

厳しい夫に36年間教育を受けた事が、いま、これから
花開くことを信じています。
息子が姿形だけでなく、まるで、夫のように見える事もしばしば。
息子も一人息子ながら、厳しい父親教育で育ってきました。
今、”有難うございました”と夫に手を合わせるような心境に
なっております。

さて、直接、国家為政者と、云わらずを得ないのですが、
野田総理は、誰かに後押しされて動いているように思われて仕方ありません。
それほどの信念やアイデアのあるお方とは思へません。

消費税を、14年4月8%、15年10月10%、と決めたらしいが、
15年とはいえ4年間、野田さん、その時まで貴方は総理の椅子に
座っていますでしょうか。 
  
また、消費税は、税率を変えると、どの商品がどの税率で
入荷してきたのか、大変ややこしい問題が起きてきます。
商人(流通業者)は泣かされます。
そういう具体的なことを、高級官僚も大臣も経験されていないと
思います。国民をやたらざわつかせても、混乱を起こすだけです。

私は、消費税に手をつける前に、議員を半分にし、
報酬をカットする事が先決だと思います

総理殿、国民を困らせるのが貴方の仕事ではありません。
国民に幸を送って下さい。
例え、貴方達エライ方の痛みが出たとしても、
一番大切なのは国民です。

税が自然にとれるように、国を栄えさせる方策を考えるのが
総理の仕事です
出来なくはありません。
病気になる程、考えて、考えて、政治をやれば必ず答えは出てきます。

また、困っている人に、キャッシュを与えるというのはいけません。
どこまでが困っている人か線引きがない。
そして、お金は、道筋を間違えて流れて行く可能性大です。

国民に幸を与えて下さい。
ブラリブラリしていてお金が入ってくるのは、邪道です。

総理、誰に云われているのか知らないけど、
自分の考えで、自分の国民に幸を与えて下さい。
せっかく総理大臣というトップになられたのだから。

新しい年は、また、日が昇るようにみんなで努力しましょう。

本を読んで下さい。色々な本を沢山、沢山読んで下さい。
そうすれば総理の頭の中に、様々な考えが
浮かんでくるはずです。
一国の総理になる人です

色々な姿形がの頭に思い描かれます。


国民に信じられる総理大臣になって下さい。

私もしっかりがんばります。

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2011年12月24日土曜日

成人力を備えよう

先日も横浜で母子心中のような事件があった。
死なねば解決出来ない程の悩みに押しつぶされたのだろうか。

私も20歳で結婚して、夫は25歳。非常に厳しい夫だった。
年齢は、5歳しか違わないが、夫の読書量は
私の何十倍にも及ぶので、夫との知識の差は比較にならない。
しかし、年齢から来る常識は今から思うと、おぼこかった。
世の中のしきたりにうとかった。私はそれに苦しめられた。

ただ、一筋に商人として大成したかったのだ。
志し半ばにして、64歳で亡くなったが。

今、世界は戦国時代。
この中で勝ち抜くには、先ず成人力をつけることだと思う。
先日亡くなったスティーブ・ジョブズは、「言葉以外で意思伝達の
出来るマシンを作りたい。」が目的であったようだ。
社員、部下が、何十日間もかかって製品を自参すると、
気に入らなければ「こんな物役に立たない。」と云って、
床にぶつけてしまう。
そんな事はめずらしくなく、耐えきれずやめていく社員が
沢山いたそうだ。彼にとっては目的は唯ひとつ、それ以外の物は
すべてクズ同然。
そして、5年間以上かかって、サンフランシスコとシリコンバレーは、
あらゆる文化の通じる場所になり、エレクトロニクス産業、
マイクロチップメーカー、ビデオゲーム制作会社、
そして、コンピュータ会社が加わった。

現代人(特に、若い人達、大学生あたり)は、話すことを好まない。
ディスカッションを嫌う。そして、事が起きると他人のせいにする。
立ちあがって大衆に訴えるという事も好まない。いつの頃からだろう。
こうまってしまったのは。
私の言葉で云うと、教養を深める意欲が低下してしまっていると
感じている。

これは、学校教育制度にも起因すると思うけど、
自ら立ち上がる気力に乏しいのは時代のせいだろうか。

成人力というのは、数字では計れない。
話してみてやっと少し分かる。

私が強調したいのは、日本国民としての自覚を養ってほしい、ということ。
それには、古典や歴史ものの本を読む事だと思う。
それを読まねば何も分からない。
そして、日本は、東アジアの小さな島の集まりの国。
財産は、海だけである。これを守る事が一番大事な事である。
海の小さな島もおろそかにしてはならない。
みんなみんな日本の財産である。
国民全員が、成人力を備え、この難局を乗り切りたい。

成人力をつける第一の仕事は ”読書” です。
これなくしてはディスカッションも外国との外交も出来ません。

本を読んで下さい。お願いします。読書そして読書です。

私が本屋だから云っているのではありません。
それが、日本人としての、成人力を養う糧になるからです。

再度申し上げます。 私の商売に関係なくとにかく本を読んで下さい。
それが、成人力への第一歩です。



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2011年12月17日土曜日

野田総理本を読んで下さい

同じ事を何度も書かねばならないこの苦痛。
私は政治家でも新聞記者でもないので細かな数字は分からない。
でも日本国が、金不足であることは、素人ながら分かっている。
金集めといえば、すぐに 消費税。これは簡単だからだろうけど
国民も馬鹿ばかりではありません。

なぜ 議員を半分にして、その報酬を減らさないのですか。
現在の総理にそれだけの力量がないのですか。

もうすぐ 日本の総理 という本が出版されます。
第1巻は 吉田茂、、、以下ずっとつづきます。
私は楽しみにしております。
一人一人時代と合わせて比べてみようと思っております。
全部が全部素晴らしい人ではないでしょう。

本当に立派な方とは、自己を犠牲にしても国家と国民の事を第一に
そして恵まれぬ国民に幸せを考えていただけるお方だと思っております。
野田総理は残念ながら、遠く及ばないと感じております。

こいう考えの国民はほとんど大部分だと思います。
民主党政権になった時はっきり云われたではありませんか。実行されてないんです。

私は零細小売店。国民に うるおい を与えているのはこの零細小売店です。
しかし消費税がアップすれば更に不景気になり、零細店は 1軒1軒
潰れて行くでしょう。
日本人の大部分はビンボーです

私は 一人でも多くの人に 1冊でも多くの本を 読んでいただくことを
人生の目標にして生きております。

総理是非 本 を読んで下さい。お願いたします





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2011年12月10日土曜日

メイルの御手紙ありがとうございました

先日eホーン(ネット)の御客様から,下記の様なメイルの御手紙をいただきました。

イセザキ書房さま
本日初めてお店で買わせて頂きました。
お忙しいところ話し相手になっていただきありがとうございました。
街の本屋さんで手にとって買い物するのはとても幸せなことです。
私は個人商店が好きなので、昨今の書店だけに限らず何のお店でも
(巨大スーパー化)してしまう事をさびしく感じていましたが、
イセザキ書房さん、これからも続けてくださいね。
又行きますのでよろしくお願いいたします。

こんなお話はあちこちで聞いている事でしたが、
こうしてメイルで発信していただくと感激又ひとしおでした。

一昔前までは、どんな町にも、村にも、何々ゃ、何々やと
軒をならべて小売り店がありました。そこで買い物の話ばかりでなく
よもやま話も楽しみながら買い物をしておりました。

今はどうでしょう。スーパーマーケットへ行き広い店内を回りながら
ほしい物をかごに入れレジに並ぶ。そして清算。
有難うございますまたどうぞ。というかいわないか?それよりも
お次の方どうぞ、、、、、、でしょう。

商業の工業化と云うべきか、販売の合理化と考えるか。
銀行の合理化も機械化と客の労働力の利用による合理化。

読書も紙の本だけでなく 電子ブックがやってきた。

どれもみんな科学の進歩によって世の中は 楽しく、便利になった。

私は昭和人 だからというわけではないが 世の中には少々の 無駄 があっても良いと思う。
電子本でコミックも小説もよめるでしょう。
では貴方の意見なり考え方を書いて間違いなく 公表 できますか。

今 世界は 戦国時代 気持ちのうえではまことにせつない。

しかし 人間にとって一番大切なのは 心 ではないでしょうか。




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2011年12月3日土曜日

為政者はもっと国家と国民に愛と思いやりを

あれは、いつの頃だったろうか?
イセザキ書房のビルが建ってすぐの時だったから、
多分、昭和40年の初めの頃かと思う。
夫の兄が、全国町内会長をやっていた時、上京して
私の家へその人(副会長かも分からない)を連れて
やって来た。

私は、義兄と夫とその方と3人が話しているのを
お茶を出しながら聞いていた。
そのお客様曰く、「会長さん、こんなに好景気は
いつまで続くんでしょうね。でも、今が最高でしょうね。
そして、反動がやがて来るのでしょうね。
これは、景気が良すぎますよ。」

私は、未だ半分子供みたいなもので、現在の景気が
異常だなんて全く考えていなかったし、分からなかった。
そんな時、この話は、私の胸の中にズシーンと入って来た。
私は、毎年毎年、前年比何%増と、計算するのは当然で、
これが、マイナスになるような事は頭のスミにもなかったから。

今が最高だとすれば、これからどうすればいいんだろう?

私の近所の5歳年上の商店のおかみさんから、
「佐藤さんね、商人は、買えるお金のある時に
欲しい物は買っておくべきよ。お金が入って来なくなったら、
何も買えなくなるのよ。私は、母から教えられているの。」
と聞いた事もあった。
私は、その意味がよく分からない年齢であった。

ごくごく普通の人間でも、年を重ねている人達は、
学問上ではなく、体験的というか、直感で先が読めるんだな
という事を教えられた。
まして、東大卒等の高級官僚等は、先見性を充分持っていると
思う。戦後のあのバブル景気は、バブルであるという事は
計算できていたはずだと思う。

私は、大阪・神戸・鎌倉に同級生が住んでいた。
大体、私のスケジュールに合わせてもらって、
四人で、よく旅行に出た。たかだか一泊だけど、楽しかった。
その時、その中の一人に、経済観念の優れた人がいて、
こうすれば安く買える、こうすれば安く泊まれる、といつも私達を
リードしていた。ある時、金額は覚えていないけれど、
通常の半値位で、一寸便利は悪いけれど、厚生年金ホテルという
所へ泊まったことがあった。確かに安い、安かった。
でも、夜中に風がどこからか入ってくる。何か、上の階の音が
コトコトといつまでも聞こえる。食事もまあまあだったけれど、
接待のサービスは中の下。
私達は、「もう、この手のホテルはやめようね。お金が安くても
楽しくないじゃない。」と云って、世話してくれた人に
申し訳ないけどつまらなかった思いをした。

今から考えると、その手のホテルとか、色々なものが、
お金がどんどん入ってくるので、使わなきゃという事で、
箱物作りばかりではなく、自分達もおそらくザブザブと
豪遊していたのではなかろうか。

世の中の動きだって、私達よりずっとずっと正確な数字を
知っていたはずだと思う。悲しいかな、自分達の在任中の
間の事だけしか考えていなかったのだろう。
普通の人にでも、これは異常だと分かる事が、高級官僚に
分からないはずがない。でも、その頃は、将来の事を
深くは考えていなかったのだろうか?およその事は分かっていたはずだと今の私には思えるけれど。

私は、今、本当かどうかよく分からないけれども、国家に
金がないと云って、その穴埋めに増税という仕掛けを
打ち出してきたが、為政者は、選ばれる位だから、
頭もいいはずだし、情報は、本当の事が入って来ているはずなのに、
なぜ、先が読めなかったのか不思議でしょうがない。

みんなエライお方達は、自分の在任中の事しか考えてないんだろうか。
国家の長期の展望まで考えてくれていないんだろう。でもどうしてもと
云うならば先ずは議員の数を半分にし1人当たりの報酬を減らす事の方が先決だと思う。

人口の推移だって統計学で分かっているはずだと思う。
自分の在任中の事しか考えていないんだろうと思う。
そして、少しでも長くそこにいたいのだろうとしか考えられない。

そして、事故が起こるとさっさと退職する。
卑怯じゃありませんか。東電の社長さん、心中いかがにございますか。
そんな人ばかりの集団で、不幸を負うのは力のない国民ばかり。

若い人達は、常にクールで、のんきだけれど、
これも己の事だけしか考えていない。
そういう教育を受けて来たんだ。

私は、もう70歳を過ぎているけれど、体力、気力が許すなら、
ストライキをやりたいと考えている。
  老人が、動かなければ、日本は本当にダメ国家になってしまう。

頑張ろう、老人パワー、お願いします。


皆様のご参加をお待ちしております!

















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2011年11月26日土曜日

道なかば

人生の長さは、分からない。
早くして、世の中に飛び出してくる人、
又、稲にも早生,晩生とあるように、晩年になって、
世の中に認められる人、色々ある。

私は、瀬戸内海の蟹甲湾という、漁業の盛んな海辺で生まれ、
小学校4年生の時、父を召集兵としてとられ、終戦の年の6月、
フィリピンのルソン島で、野垂れ死にさせられた。
役所から知らせて来たのは、翌年の初夏、丁度1年経っていた。戦病死となっていたが
何が戦病死か、野垂れ死にじゃないか。
父は、白木の箱になって帰って来た。

開けてみれば、木切れに○○○○の霊と書かれたものが
入っていただけ。
祖父母と母と妹2人弟2人(末弟は、父と生きたのは10カ月)の
8人は、その箱を真ん中にして大声で泣いた。
何時間泣いただろう。
70年近く前の事ながら、私は、一生忘れられない。

父の33年間の人生は、何であったのだろう。
父は、誰に何の為に殺されたのだろう。

私は、なぜか武蔵が、小次郎に勝った時、
ふと、ずっとさきに風車を持った子供を見て(俺は、あの子に
仇打ちされるかも分からない)と、思ったという一節があるが、
私も、女ながらに女だからこそ、父を殺したのは誰だ、
私は、命をかけて復讐しようと思った。
今も思っている。

私の故郷は、三保の松原よりも、もっと美しい。
根上がり松の立派な松林があり、その中央に
氏神様が、祭られている。
夏は、海水浴場として賑やかになる。

秋が来れば、紀州沖のさんま漁の船が、何十隻も出漁する。
更に、今、北方領土と呼ばれている千島列島の方へ鮭鱒漁業の
船が、新造船を作って出漁する。それは、私が生まれるずーっと
前から私の町の一大行事であり、私の町の収入の大半はそこにあった。

私は、今更、ロシアとこの島々について、諍いの起こる事が
不思議である。為政者達 は何と心得ているのだろう。
私が、外務大臣なら、必ず説得することができると思う。
政治家のふがいなさ、歴史に対する認識のなさに、
私は、怒り心頭に達している。

そんな環境の中で、父が、家を出る数日前に云った言葉。
「智子は、長女であり、学校の成績もいいのだから、京大の法科へ
入って、何かみんなの為になるような仕事が出来るようにしなさい。」
私は、父のその言葉をじっと胸に秘めて、母を助けながら、
祖父母の愛を充分にもらって、学業に精を出した。
しかし、土壇場になって、「大学なら家から通える所でないと、
女の子1人など、都会へ出せない。」という、祖母の一言で、すべて終わり。
私は、悔しさいっぱいになった。、それでも受験勉強をやっていた。

そんな時、夫になった人は、大学2年になった時、
家からの仕送りが止まり(兄嫁が経理担当になってから)
仕方なく、小学校の教員免許があったので、アルバイトをしながら、
中大を卒業した。
そんな時、子供たちと三浦半島へ遠足に行った。
この時
横須賀の景気の良さに目がくらんだ(元来、商人の息子だから)
これは、卒業したら、ここで店を開こうと決心をし、
米兵(セイラー)相手の洋書店を開いた。

ところが、手伝わせていた妹が
「大学へ行きたいから、兄さん、結婚して奥さんと2人でやってくれ。」
と言われ、妹は、「私の、一級上の智子さんなら優秀な人だから
兄さんの気に入ると思う。」と言われ、夫も仕方なく実家へ戻って、
年ごろの女性8人とお見合いをした。私もその中の1人。
そして、10項目位に分けて点数をつけ、
「俺は、1番ずば抜けて頭の良い智子さんと結婚する。」と
家長であった長兄に話したが、長兄は、他の人(見合相手の娘の中に県会議員の娘がいた)を
おしてなかなか決まらなかったという事を、ずーっと後になってから
聞いた。
 
私は、幸い、自分に何かを教えてくれるようなタイプの男性を
好んだので、夫になった人との、3時間にも及ぶ見合会見でも
この人ならと、思ってしまった。
一緒に来ていた母と夫の兄嫁が、あまりの長さにしびれを切らしたと
後日、話をしていた。

そうして、決断した男性であったけれど、私の想像以上に厳しい
キツイ結婚生活であった。何でも命令されたことは、必ず完結させねば
ならない環境、苦しかった、きつかった。
でも、教えられる事も多かったので、ここは、勉強だと思って
ついて行った。夫62歳、私が57歳の時、死別した。食道ガン。

いま、36年間を振り返ると大変な戦いであったなと20年近く過ぎた今も思う。でも
その間に、学んだ事は私を大学の学び以上に育てた事も否めない。
その苦労と夫の教育が現在の、
私を支えているのかも分からない。

人生は、生易しいものではない。
自由の裏には、責任が必ずある。
政治家も、国民の事を先ず考えて欲しい。
身内のトラブル調整より、国民の幸せを考えて欲しい。
消費税を上げたら、3分の2の小さな店は沈んでしまう。
それでも、上げるというのなら、国民は立ち上がるべきだ。

私は、何度でも書く。
議員を半分にして、1人当たりの報酬をカットして欲しい。
先日、何かの雑誌で、小沢一郎氏が、「政治家が、全部
素人になってしまっている。」と話していたのを読んだ。
素人をかき集めたのは、どこのどなた様ですか?と
私は叫びたい。
総理大臣が偉いのではない。
いかに国民を幸せに出来たかが、総理大臣の評価である。

道なかば・・・穏やかな社会に貢献できる人間になるべく
努力したい。
私は、その為に、儲からない本屋をずーっと続けて行くつもり。
皆さん、本を読んで下さい。
スキルアップの為の本だけでなく、教養の本こそ力になります。
(東洋経済11月20日号参照)










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2011年11月19日土曜日

日本は本当に平和なんだろうか

11月18日の日経新聞の「春秋」の中に
”内なる平和の光を得るのでなければ、単なるみせかけの
安楽と喜びは苦痛の種になる”
チベットの詩人ミラレバの詩の一節だと書いてあった。
又、ブータンの若い国王の来日で、その様々な姿を観ていると、
祈りという事がとても神々しく見えた。
日本人も何かある時、黙祷とか手を合わせて祈るという行為は行うが
ブータンの国王夫妻、および、僧の手を合わせて祈るという姿を見て、
全く真剣なものを感じた。
心の中から形に表わして祈りを捧げている姿は、
日本人のそれとは、似て非なるものを感じた。

戦前は、街の所々に小さな神社があって、誰がたむけるのか
いつも花が供えてあったり、他にもお供えものをあげてあった。
そして、年に一度、夏祭りをして、神主を呼んで拝礼をし、
近辺の人達もみんな手を合わせて喜び合ったものだ。

今も、勿論残っている。しかし、お祈りというよりも、
何かのイベントに近い状態になってしまっている。

日本人は、ほとんど宗教を持っていない。
宗教の為に戦争が起こるような事も悲劇だけど、
人間が、心の中の中心に、何かの支えになる祈りを持つ事は
必要なのではないだろうか。

日本は、太平洋戦争後、半世紀余にわたって、
ドンパチの戦争には会っていない。
こんなに長く平和が続くと、戦争を知らない人間の方が多くなり
戦争というものの悲惨さを体験した人間は、
ごく一部の老人ばかりになった。

では、日本は平和なんだろうか?
戦争直後、マッカーサーの意図もあって民主主義というものが
天から降って湧いてきた。
自由だ、平和だと心から思ってしまうようになった。

民主主義を、血を流し努力の上に努力をつんで
勝ち取ったものではないだけに、その神髄は、
全く理解されないままに過ぎて来た。

まいにちのニュースの中に、考えられないような
悲惨な殺人事件が度々出てくる。
親が子を殺す。母親が、男にくっついて、
邪魔になるわが子を殺してしまう。
結婚も離婚も、易々と行い、バツ1だ、バツ2だと平気で話す。
テレビのドラマの影響力もあると思う。
テレビのメカニズムは、どんどん発達してきたが、
その内容は、レベルダウンしてしまった。
ああいうテレビを見て育つ子供がかわいそう。
せめて、NHKくらいは、まともな内容のもの、 人間を啓発するような内容を映し出してほしい。

又、消費税増税を併せて云々という言葉が、厚生大臣から 出ておりましたが、消費税の増税は、決めてくれては困る。

私は、何回でも書きたい。
議員の数を減らし、議員報酬をカットして、それを当てて欲しい。
議員宿舎を建設するなら、東北の困っている人達に
住む所を作ってあげるべきだ。
みんな自分の事だけしか考えていない。

危険は、外国からもやって来ている。
資生堂の商品は、東南アジア諸国では、
高級ブランドなので高く売れる。
グループを組んで、日本にやってきて、万引き団が
次々と出来ているとか。私が見た訳ではないけれど。

国家に金がないないと云うけれど、それは、金の使い方が甘いんだ。 そのつけを全部、国民にシワヨセしないでほしい。

日本は、決し
て平和ではない。
将来の見通しがなく、暗く、年中、政治家同士でゴタツイテいて、
何が平和なんでしょう。

本当に、日本に平和を呼ぶには、持てる層と持たざる層の格差が
大きすぎるのを是正しなくてはならない。
平和というのは、90%以上の人に未来の明るさがなくてはならない。
もう一度、”陽の昇る日”を迎えたい。

本当の日本の平和の為に、みんな頑張りましょう。
頑張ると云う言葉を忘れないで生きましょう。
手前味噌と云われるかも分からないけど、本を読んで下さい。
スマートフォンも読書に使って下さい。 本を読めば現状が分かります。

今、日本は、落ちて行くばかりじゃありませんか。
くやしい、情けない、悲しい事です。
真の平和な日本を目指すべく努力しようではありませんか。

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2011年11月12日土曜日

暮しの手帖、 手にとってみてください

私が、この雑誌を知ったのは、もう60年も前の事でした。
私は、高校生の頃、学校の予習の為に、
当時、新聞記者だった若い知り合いの人の家へ、
週一回通っていました。
その家は、未だ結婚したばかりの新婚夫婦の家でした。
英語の先生は、ご主人、その奥様が、
机の上に置いてあった手「暮しの手帖」を見て、
私は”わぁー素敵!”と感動したのです。

それまでは、母のとっていた「主婦の友」を毎月見ていましたが、
同じ雑誌でも、人の心を惹きつけた新しい魅力に満ち溢れた思い出が、
60年経った今も、思い出されます

編集長 花森安治の魅力いっぱいの雑誌でした。

しかも、広告の収入は一銭もなし。
だから、どんな商品についても、遠慮することなく批評する事が出来、
本当の内容を書くことができました。

現在は、10・11月号が発売中です。
次号は、11月25日(金)に発売になります。
私が、一番先に開く頁は、本の真ん中の所の頁に
黄色い紙の部分があります。そこです。

「すてきなあなたに」のページです。

現在号は、秋は便りの季節から始まっています。
書き手は、かつての社長 大橋鎭子さん。

もうすでに、5冊程、単行本になって出ておりますが、
適当に、どこを開いても思い出します。

例えば、木の手桶(お風呂場から聞こえてくるコトンコトンという
木の桶の音は、響きがやわらかくていいものです・・・)
又、例えば、紅茶のいろ(イヤリングもブローチも指輪もない、
ただ、茶色いとっくりのセーターと茶色いスカートのお嬢さん。
汽車にゆられてペーパーバックスの本を読んでいます。
くしゃみをしたと思ったら、黒いショルダーバックの中から出て来た
ハンカチが鼻、口を覆いました。何ときれいなハンカチ。
赤っぽい茶色にグリーンの縁取りのハンカチは、
たった一つの見事なアクセサリーでした。
紅茶を煮立てて、ハンカチを紅茶色に染めたと教えてくれました。
さすがは、紅茶の国イギリスの人だなと思った・・・。)

と、こんな風なお話が、一冊に10話くらい入っております。
気分のいらだった時、悲しい時、悔しい時、
この頁を開いて読むと、私は、心から落ち着きました。
それが、楽しみでずーっと読んできました。
軽々と外国へお出掛けの話はうらやましかったです。
年齢は、私と同じくらいかと思っていたのですが、
もう、90歳を過ぎているとか。当然ですよね。
でも、文章は実にみずみずしい。
お料理にしても、実にシンプルで、すぐに出来る。
そして、美味しい。更に家具は、とても合理的。
机の上に4・5冊本を並べておく本立ては、やさしくて、やわらかい。

難しい時代になりましたが、心を平静にして、 楽しく生きなければいけません。

苦しい時、そっと暮しの手帖の「すてきなあなたに」
2・3話読んでみて下さい。ほっとします。






















































































































こんな本があります。もっとあります。
ぜひ、手にとって見てください!

ふるさとの夢に出てくる柿、おいしいそう。
ふるさとの夢ばかり見る七十路


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2011年11月5日土曜日

商店街がなくなってゆく

もう零細小売店は、営業が成り立たなくなって来つつある。
業種を問わず苦しい経営が続き、気持ちの晴れる時がない。
大きなスーパーマーケットとか、24時間営業のコンビニという商いに
多くの人は、慣れて来た。
若者・元気な人は、何とかそれでも間に合わせる生活になってしまった。
しかし、老人とか身体の不自由な人には、日常生活の買い物が
大変な苦労になり、更に云えば、日常の買い物が出来なくなってしまった。

商店街は、人と人とのコミュニケーションで成り立っていたので、 隣の人に、一寸頼むとか、電話で直接聞いたり、届けてもらう事も可能だった。

夕食の配達とかいう商売も出来て来たけど、
これは、長続きしません。先ず、3か月経つ前に飽きてしまう。
家庭で作るような味、とりあわせ、変化・好みはそれぞれ異なるので、
大量生産の配達商売は、机上の上では素晴らしく見えるが、
実際にとってみると、味気なさがすぐ訪れる。私は、経験済みです。

でも、私の力で商店街は作れない。

私の街にはパチンコ屋は、大きい建物でお城みたいのが、
次から次へと出来て来た。韓国では、全廃したそうだけど、
わが国では、多分そんな事は出来ないだろう。
韓国は、近頃、色々な面ですごいと思わされる事が多く、
私は、くやしい。

野田総理殿、国外へ出て行って、国際的な約束みたいに
消費税を取り上げて、10%まで持って行くとおっしゃいましたね。
そして、その前に、衆議院の総選挙をするということらしいですが、
議員の数を減らすのは時間がかかる作業かも分からないけれど今回是非 
に間に合わせて下さい。

そして、議員数の格差のあるのも一緒に 平等にして下さい。
議員の人には申し訳ないと思いますが、
国会議員テストをやって、不合格者は、降りてもらって下さい。

そのくらいの事、野田総理、貴方には出来ます。

これをおやりになれば、国民の総理に対する目の色が変わります。
そして、選挙区の人数を全体で、半分に減らして下さい。
本当にやる気のある人だけに、議員になってもらいたいです。

総理も御存知だろうと思いますが、選挙運動って無茶苦茶ですよ。
「××さんは、とてもいい人よ。入れてあげてね。
とっても人柄のいい方。力あるし。」
こんな事を云って周るのです。云われなくても、じっと観ていたら
分かります。学歴も経験も実績も必要です。
そして、己を捨てて、国家のために尽くすという
意気込みのある人でないといけません。国家、国民の為になら
己のすべてを、投げ出す覚悟のある方に出て欲しいのです。

巷の声は御存知ですか?
「どの人も小粒ばかりでどうしようもないね。」
私もそう思います。

そして、消費税は、上げないで下さい。生きてゆけなくなります。
どうしても必要なら、大物商品にかける物品税にして下さい。

夢も希望もないのが、今の零細小売店。
そして、それが大部分。
本当に国民の事を思うのなら、貧しい者に、苦しんでいる者に
目を向けて下さい。私も努力をいたします。

街の零細小売店を殺さないで下さい。
野田総理、お願いします。
私達の声に耳を傾けて下さい。



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2011年10月29日土曜日

税金を上げる前にやって下さい

世界中が何となくおかしくなってきている現代、
我が国の野田総理も、安全運転が大変の事と思います。
お金が沢山必要な事も分かります。
私が、50年前、健康保険に入った時には、
医療費は無料でよかったと覚えています。
薬もタダだと思うと、無駄にするのでもったいないなぁーと
いつも思っていました。

確かに、健康保険・厚生年金のシステムは、立派なものだと思います。
かけ始めた頃は、私も若かったから、いただける頃の事は
全く頭の中にありませんでした。
税金のつもり位に考えていました。

ところが、いつの間にか、それを当てにしなくてはならない年令になり、
不思議な思いになっています。
家計のやりくりが大変になったり、零細企業の調子が悪くなってくると、
何かを減らして出金を抑えなくてはなりません。
国家の経営は難しいと思います。
でも、野田総理は、その運転手になられたのだから 苦しくともつらくとも、やるべきことをやって下さい。

私は、零細企業の経営者です。
ここ、5・6年、本当にきつくなりました。
そして、増税の事、必要な事も満更分からない訳ではありません。
私は、議員を半分にして、一人当たりの報酬も半分位にしたら、 そして、官僚の給料も減らしてくれれば、消費税をはじめとする
増税にも応じざるを得ないと思います。
それをやっていただく事が先決です。
それも出来ないようでは、国民は、納得しかねます。
若い人のようなパワーはないけど、老人のストライキを起こそうかと
考える事があります。

総理、日本国の安全運転を全うされようとするならば、
先ず、難しいこの問題をやっていただく事だと思います。
これが出来たら、歴史に残る名総理になれると思います。
どじょうだなんて、キンキラキンの金魚になります。

私の書いてきた事は、普通の大部分の国民の心の中に
ある思いだと考えます。
2ヶ月間の間に風格が漂ってきましたよ。
ぜひ、過去になかった名総理になられるよう祈っております。



本日、仙川環先生のサイン会を行いました!
記念に写真を撮らせて頂きました。
















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2011年10月22日土曜日

今こそ頑張らねばならない時

私は、横浜に住んで半世紀余りを過ぎました。
横浜の海と空、そして、空気、みんな好きです。

私は、書店業をやり始めて2年位経った頃、
横浜港へ入港してくる船の方達(私は本船の方と表現します。)が、
本を必要とし、まとめて買っていただける事を知り、
本船の方の便利なように、次々と改善しながら、
本船の皆様にも喜ばれてまいりました。

少なくとも昭和の、時代は、どんどん船の入港も増えてゆき、
新造船も次々に生まれ、まさしく陽の昇るような毎日でありました。

昭和が終わり、平成に入った頃から
横浜と東京へ入港する船がだんだん減ってまいりました。

私は、毎年、新年を迎える度に除夜の鐘ならず、
港から聞こえてくる”ボー、ボー、ボー”という汽笛を
聞いて年越しをすることにしておりますが、
その汽笛が、この5年間位、だんだん少なくなり、
今年は、ほとんど聞こえたか聞こえなかったかという位でした。

入港している船が少ないという事でした。
でも、日本の外航船は、動いている訳ですから、
どこかの港に入港しなければなりません。

今、当店では、直接、船で手渡ししたり、
本選びをしていただく事は稀な事になってしまい、
大部分は、船につみこむ全ての荷物を集める代理店に発送しております。

乗船者の方々でも、期間が来て下船するのは
外国の港がほとんどらしく、シンガポールが多いようです。

乗船者は、飛行機でシンガポールまで行き、
そして、下船する方は、また飛行機で帰ってくるという状況らしいです。

なぜ、これほどの良港(横浜港)が使われないのか
私には充分な事は分かりませんが、けい船料が高いとか、
時間の制限がきついとか、耳にいたします。

先日の新聞によれば、神戸は24時間態勢にするという記事が
出ておりました。

韓国とか、中国・シンガポールといった所は、安い上に
時間制限がない。船会社とすれば、コストが安く、便利な方を
利用するのは当然です。

思えば、太平洋戦争で、東南アジアの国は、荒らされたと思いますが、
みんな植民地から独立して、立派な一国として
どんどん栄えて来ております。
賃金の安い外国人とは云えなくなりつつあります。

日本は、敗戦後、日の出の勢いで経済力をつけてまいりました。そして
世界第2位の経済大国になりました。

あれは誰がやったのでしょう?

昭和20年までに生まれた人達です。
その人達は、軍隊から生きて帰った人もあれば、
空襲で、家も全て焼かれた人、海外から引き揚げて来た人
父に、夫に、兄に、息子に、戦争で死んでしまわれた人、
と、みんな、大きな不幸を背負った人達ばかりでした。

でも、節約、粗食、勤勉、義理人情、親孝行は
当たり前の事だった人達でした。
ところが、そのあとの人達は

総中流社会とか云って、底の浅い経済力を
わきまえず、、実に、のほほんと生きてきました。

そのツケが、今やってきました。

世界情勢の面もありますが、電気製品でも韓国や他国に
負けるという、私には、思い及ばぬ事が起き始めました。

政府の政策も良かったとは云えません。毎年、総理が、変わるようでは
外交も人脈も出来ないと思います。

こんなことが続いたら日本は、東洋の果ての貧乏な島国に
なり果ててしまうでしょう。

私は、書店ですからよく分かりますが、30代・40代の人は、
本を読まない人が多いのです。
これは、文化省と日教組が共同で行った
ゆとり教育”というもののせいだと思います。

ゆとりなんかありません。
ぎりぎり一杯の事をしても負けそうになっています。

今は、世界戦国時代です。

国民も、そして政府も無駄・節約・勤勉を取り戻そうじゃありませんか。

人生は、苦しいのが普通です。
それに負けないで、人間としての誇りを失わずに生きてゆこうでは
ありませんか。

日本は、貧乏な国なんです。
知力・体力・気力を発揮して、東洋にJAPANありと示せるような
国にしていこうではありませんか。


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2011年10月13日木曜日

読書は子供の時から

医学ジャーナリスト 仙川環は、第1回小学館文庫小説賞を受賞したのを機にして、
大手新聞社を退職し、小説家として歩みを進めてまいりましたました。
迫真の医療サスペンスを次々に出して、今までになかった
ジャンルの小説として、ファンも増えて来た。

私は、この特徴のある作家に魅せられて、
作品もかなり増えて来たので、作家ご本人にお願いし、、
今月末10月29日(土)13~15時にサイン会を
行いたいと思って、色々調べながら作品を集めてみました。

仙川さんの母上の話によれば、
「あの子は、小さい時から本を読むのが好きで、
いつもいつも、本を読んでいた姿を思い出します。」
と云う事でした。仙川さんの年代の人は、
はっきり言って、本を読まない世代です。
仙川さんが、たまたま環境に恵まれていたのだと思います。

読書離れが、あまりにひどくなり、色々考えて ”朝読”
という方法を小学校が取り入れて、毎朝、
好きな本を読む時間を作った事が、功を奏し始めたようです。

また、出版社もコミックを文庫本にしたり、
色々と子供達を読書へ導いて行きました。

私も読書離れの怖さに、次の世代の人達には、
本を読んでもらえるようにしたいと色々考え
読み聞かせを何回か行った。
場所がYMCAだったので、近頃流行りの本も置いてあって、
読み聞かせ出来るような内容の本を、よく店から持参して、行った。
でも、読み聞かせ
は、精一杯でも5~6人、それ以上では、やりにくい。
そこで、私は、何とか物語を伝えやすいものはないかと考えた結果、
紙芝居を思いつき、物語の材料を本ではなく、紙芝居に変えてみた。
そうすれば、10人でも、20人でも観てもらえる。お母さん達にも観て頂ける。

店内でも、日を定めて紙芝居会を行うようにした。
紙芝居を観ているうちに、その内容の本も欲しくなり、読んでくれる。
だんだん、成長するに従い、本の内容も変化してくる。
そして、本というものが身近になってくる。
年齢の成長と共に、本もだんだん変化し、伝記や
名作も読んでくれるようになる。

きっと、今の10代の子供達は、年令相応に
本との距離が短くなるに違いない。

人間にとって読書は必修です。

読書への道はいろいろあるが、要は、
人間の精神を向上させる一番 の道である事は間違いない。

読みましょう、本を。
そして、知を磨きましょう。
読書量は、知の財産です。

さて、10月29日(土)13~15時、
美人作家の本を買って、サインしていただきましょう。

どうぞご期待の程を。ご来店お待ちしております。

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2011年10月8日土曜日

10月29日 仙川環 サイン会

 秋風はなぜかさびしくほほなでる

私が子供の頃より四季がはっきりしなくなった。
衣替えが難しくなってしまった。
そして、秋と春の季節が短くなり、夏から冬へ、
そして、冬から夏へ移ってゆく。
地球の変化か、太陽のパワーか分からないが。

色々科学の進化であらゆる事が、物が、
手間はぶきをよしとするようになってしまった。

今でも、そろばんはあるはずだけど、
近頃使っている人は、見た事がない。
私の店は、50年も前から経理を担当して下さっていた
経理士の先生(もう亡くなってしまいましたが)は、
電卓には、一切触らなかった。
「そろばんのほうが早くて確実だ。」と云って、
私の店には、先生用にそろばんを準備していた。
現在の経理士は、申告もネットでなさる。

マッチを使う事も少なくなった。
仏壇のお灯明とお線香には、私は、今でもマッチで灯をともす。
その方が、私の心がこもると信じている。

今日のNHKのテレビ番組で、
”英語をどうするか”というテーマがあった。
例えば、フィリピンは、英語が公用語らしいが、
それでも、タガログごの辞書を求めて来る人もある。

世界は、だんだん狭くなって(感覚的に)往来も簡単 だし、
商取引も外国だから云々と云う事はできなくなった。

そうなると、目下のところ、英語を共通語とする方が
合理的かも分からない。

すべての事が合理性中心の世の中になってしまった。
そうしなければ、遅れをとるような気分になってしまいそう。

 でも、私は、このすばらしい、難しい、豊かな日本語を  失う事は、絶対、反対。
 その日本語を確実に身につけて、それから英語なり、外国語を  習得するべきだと信じている。

このすばらしい日本語を充分学ばずして、外国の言葉を
ビジネスに都合がよいというだけで、公用語としてしまうというのは
私にとって、恐ろしいことである。

日本語は充分に話せますか? 問題なく書けますか?
と、問いたい。

私は、本屋でなくても、日本語をきちんと理解できるように
教育していただく事を切望する人間の一人です。
言葉は、心です。日本語を充分に体得出来ていない事は、
日本人としての血が薄いという事だと思います。

日本人の人口が、減ったって仕方がない事です。
ゼロにはならないでしょう。
少ない人口でも、優秀な頭脳、健康な身体を持った人がいる事が
重要だと思います。

そういう方向づけをするのは、政府、そして、
そのトップは、総理大臣です。
もっとしっかり、どじょう精神で充分ですから、国民の気持ちを
分かって下さい。誰に、遠慮しているのですか?
何でも先送りばかりしていたら、時間は、どんどん過ぎてしまいます。

総理の椅子に座った以上、ありったけの力を出して、
国家と国民に尽くして 下さい。それが、リーダーです。

さて、来る10月29日(土)13時~15時、 仙川 環のサイン会を行います。

面白いユニークな小説です。
ぜひ、作家本人にも会って下さい。


  *** 作品一覧 ***

 『逃亡医』
 『錯覚』
 『聖母』
 『人体工場』
 『無言の旅人』
 『ししゃも』
 『潜伏』
 『再発』
 『逆転ぺスカトーレ』
 『治験』
 『繁殖』
 『終の棲家』
 『転生』
 『感染』

これから伸びる作家です。育ててやって下さい。
ご来店、お待ちしております。


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2011年10月1日土曜日

困難な時代

野田佳彦首相は、私の不勉強から、全く知らない人であった。
こんな事はめずらしい。
昨日の”朝まで生テレビ”の中で、司会者の田原総一郎氏も
「僕は、あまり知らない人です。」と云っていたので、
私ばかりではなかったみたい。

有名な人ではなくても、国家国民の為に、命をかけて
やってくれる方だったら、それで良いと思っている。

でも、もう一カ月たったけど、何となく特徴がつかめない。

唯、私の頭の中では、何かにこだわるというか、
遠慮しているというか、力を出し切っていないような感じがして
もっとしっかりしてくれれば良いのになぁ~と思い続けている。

更に、増税の問題は、先ず、己を律してから、云ってほしいと思います。
総理になるやならずで、増税の話になると、
魅力はますます薄れてしまう。
 
全く別の話だけど、中曽根元総理は、政治家になった時から
総理になったら・・・どうするという事をずーっと考えて
勉強したらしい。

池田・中曽根時代は、時代も良かったけど、
人物的にも総理にふさわしい人物だったなと、今にして思います。

増税の前に、議員の数を半分にし、
一人当たりの報酬も半分(8000万円はいくらなんでも多すぎる)にする。
そして、全ての議員数も人口に比例して調節する。

それを具現化するのは大変難しい事だろうが、
優秀な高級官僚に理解してもらえば、
そんなに困難な事ではないと思う。

それを具現化してから、増税の事は云うべきです。
順序が間違っています。

もっと、人心を解って勉強して下さい。
日本国の看板人間です。
勉強しすぎる事はありません。
又、何でも先送りにするのも国民としては、ふがいない思いです。
世界中が、戦国時代。余程努力しないと、
並の人間では、総理の務まる時代としては、難しい時代です。

勉強して下さい。命をかけて頑張って下さい。


**  **  **  **  **
 

今月末か、来月末に、 
 仙川  環 のサイン会 を予定しています。
時期が具体化すれば、公表いたしますので、よろしくご協力下さい。

美人の作家です。期待して下さい。
作品はまだ少ないですが、一応、列記しておきましょう。

 『感染』(2005、小学館文庫)
 『転生』(2006、小学館文庫)
 『終の棲家』(2007、ハルキ文庫)
 『ししゃも』(2007、祥伝社)
 『繁殖』(2007、小学館)
 『無言の旅人』(2008、幻冬舎)
 『治験』(2008、双葉社)
 『聖母』(2008、徳間書店)
 『逆転ぺスカトーレ』(2008、祥伝社)
 『再発』(2009、小学館文庫)
 『潜伏』(2010、小学館文庫)
 『人体工場』(2010、PHP文芸文庫)
 『錯覚』(2011)
 『逃亡医』(2011)






















































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2011年9月24日土曜日

歴史を学ぼう

 時代は刻々と変化している。経済も。政治も。

特に、日本の政治は、アメリカ一人の大統領のところへ
5人目の総理が会いに行くというめざましい変化に、
国民は、ドキマギしてしまう。
この政府内のゴタゴタの姿を、外国では”日本化”するというらしい。

私は、大変に厳しい夫に38年間寄り添っていた。
夫は、私に妻としての有り様も求めたが、
それよりも、”自分は兄貴に負けないだけのものをする”という
大きな希望を持っていたので、
その同志として、私を教育するほうが主だった。
私が、大学へ行くつもりで結婚をためらった時にも、
「へたな大学へ行くよりも俺が教育してやる。」と云って、
私は、ついに本屋のオバサンにさせられてしまった。

理科・英語・歴史・は確かに詳しく、
教師としての資格も持っていたので、一日の半分以上は、
学習の時間だった。でも、この教師は、
出来が良くないとビンタが飛んでくるので、私も必死だった。

病気(ガン)で、相当悪くなっていた時でも、医者と話しながら、
「先生は、お生まれはいつですか。」と聞き、
『昭和10年です。』と云ったら、
「ノモンハン事件の年の4年前ですか、
もう、大分険しくなっていた頃ですね。」と答えている。
私は、私より2歳下だなと思いつつ聞いた。

私は、小学校1年生に入学し、翌年、国民学校と変わり、
卒業した時は、また、小学校になっていた。
そして、6・3・3制の前だから、そのまま女学校へ入学。
翌年、制度が変わって、高等学校併設中学2年生になり、
中学校が夫々の町に出来たので、後輩は3年間一人も無し
高校2年になって、やっと1年生が入って来た。

教科書もまともなものがなく、国語の教師が、
諺を黒板に書いて、その意味を教えてくれた。
 挨拶は、時の氏神
 開いた口がふさがらない
 人の口には戸は立てられない
 藍より出でて藍より青し
 阿吽の呼吸
 諺は心の養生
 負うた子に教えられて浅瀬を渡る
 おかめ八目
 小田原評定
 鬼の目にも涙
 十人十色
 百様を知って一様を知らず

1学期間、毎国語の時間に、これを覚えさせられるだけ。
何だ、つまらないと思いつつ学んでいたが、
年月を重ねる毎に、あの時の国語教師は、
えらかったと思うようになった。
大人になって随分役に立った。

日本史は、なぜか、明治時代までしか終に教わらなかった。
私は、地方の学校だったからと思っていたが、
東大卒の大臣の中に「日本史は、明治時代までで終わった。」
と云う事を聞き、当時の文部省の方針だったようだ。

本当は、明治時代以降のほうが、必要なんだけど。
石原慎太郎氏は、「東京都だけでも日本史の中へ
大正・昭和を入れる。」と、『新堕落論』に書いてある。

今こそ、今こそ、大本営発表ばかりではなく、
あらゆる方面からニュースをとって、”真実は何か”を
しっかり国民は、知らねばならないと思う。

 先ず、歴史を学びましょう。  現代からさかのぼって学びましょう。

と、私は申し上げたいです。






-



  



























  秋の夜は、
 一人 静かに酒を飲むべし。


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2011年9月17日土曜日

ふるさとは遠くにありて思うもの

20歳まで 四国香川県 瀬戸内海のうららかな内海で、網元の娘として生まれ育った私。
祖父母、父母、そして妹2人、弟2人、5人兄弟として、本当に、自然の愛、家族の愛の中で蟹甲湾と云う実におだやかな海風に吹かれて幸であった。
下の弟が生まれたのが昭和18年2月、父が召集され家を出たのが18年11月。この10カ月、9人家族の時が一番幸せだった。
父は33才で召集され、20年6月に,ルソン島で戦病死(のたれじに)。
それから私の運命は急展環。

今更父の悲惨きわまらないのたれ死にを、悔やんでも、悲しんでも,だれかを、怨んでも、過去はもう、もどらない。

私は素晴らしい自然の中で、楽しく生きて来た事に思いを移さねばならない。

今電気が止まったら、ガスが止まったら水道が止まったら、生きて行かれなくなる。
半年前の東地震でよくわかった。

私がまだ小さかった頃もよく停電した。明日試験があるような時は 太いろうそくを使った。
水は井戸からくみあげる。夏は冷たい水、冬はあまり冷たくない水を使える。
ガスがなくても かまど がある。七輪がある。
何も困らない。
祖母は 嫁 である母に ひとつひとつ家の流儀を教えていた。

祖母は仏教の決めごとには厳しかった。
今弟の妻がそれをそのまま実行している。

このように 家というものがすたれることなく、規律正しく伝承されていく様は美しくうらやましい。

私は20年食べさせられた祖母手づくりの,みその味が忘れられず、横浜に来て60年になんなんとする
今でもスーパーのみそは買った事がない。

そして先日 ふぐ の一夜ほし が手に入って味噌汁にして食べた。
ふぐといえば ふぐさし ですがそんな高給料理ではなく 味噌汁 なんですが こんなに、なつかしい
味噌汁は、久方ぶりだった。

ふるさとの味 離れているからこそおいしかった。

ふるさとよ さかえあれ

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2011年9月10日土曜日

負けないでがんばろう

「カン、ヤメロ。カン、ヤメロ。」と云われ続けて半年、
8月末に菅内閣は終わった。
そして、新しく生まれて来たのが、野田内閣。

温厚そうなおじさんだけど、
私が知識不足だったのか、初めて,お顔・お姿を拝見した。
閣僚も半分位しか私は分からない。
しかし、色々なものを読んだり、聞いたりしてみると、
実に、四方八方に充分な気配りをして
人材を選んでいるのにびっくりした。
だから、時間もかけたんだろう。
この様に、あらゆる分野に配慮して、大臣なり
党の中心になる人物を決めるという事が
いい事なのか、そうでないのか、
これから結果は出てくるだろう。

私は、党内の結束が大切だと、
何度も聞いたり読んだりしているが、
そんな事一党として成り立っているのなら
当たり前の事ではないか。
何を今更そんな表現が必要なんだろう。
と云う事は、半ば党とは云いながら、思いの異なる人が
集まっているだけなのではなかろうかと
一寸疑問がわいてくる。

私は、どうしても心の中から離れない思いがある。
人数を集める為に、思想とか、生き方、考え方に関係なく
当選させてやるからと云って、かき集めて来た人も
混じっていると思えてくる。

政治ほど難しい仕事はない。

特に、上向きの時には、はずみででも務まるが、
現状のように、世界戦国時代の中で、1億以上の人間を
夫々幸に国民として養って行くのは、
至難の業に思えてならない。

文科省の政務官になった民主党参院議員の
神本美恵子氏の事は知っている。
日教組の元幹部。教育基本法改正に
猛反対した人である。
こんな人が、文科省三役入りなんて、
私は恐ろしくなって来た。
これも、幹事長筋から出て来たものと思うけど、
この辺になってくると、
私は「野田総理、貴方は、一体どういうお考えですか」
と問いたくなる。
更に、文科省の副大臣ポストは小沢系の人物である。

そうでなくても、ここ30年年間位のゆとり教育が
どんな人間を育てて来たか、皆さん御存知と思う。

今度こそ、ゆとりだなんて云っておらず、 世界に通用する人材を育てようではありませんか。

私は、日本には祝祭日が多すぎると思う。
しかも、連休にしたりすると(正式の祝日は15日)
30日位余分に休日になっている。
日曜は勿論50日以上くらいある。
更に、祝日の意味も何も認識せず、
唯、休みと云うことだけが頭にある。
何の為に今日が休みで、
その為にはいかに行動すべきか、教える人もいない。

こんな事でこの世界戦国時代の中で、
東洋の果ての島ばかりの国、日本は、
生き抜いてゆけるだろうか。

野田総理殿
人柄なんて良くなくていいんです。
日本という国家と、日本人という国民を
貴方は、盾になって守る義務を背負ったのです。
総理大臣はエライ人です。
立派という意味でなく、心身共に厳しく、
苦しい立場になられたのです。
命を捨てる覚悟は出来ておられますか。

私も、些細な本屋を経営する78歳の女性です。
苦しい毎日が多いです。
でも、毎日、毎日、一人でも多くの人に
本を読んでいただく為には、何をすればよいか、
どうすればよいか・・・と、
一年365日考え考え考えて生きております。
そして、それが、私の生き甲斐です。
みんな生き甲斐を持って、その人なりの生き方で、
少しでもこの世の中を、快くしようではありませんか。


 *** おすすめの本です ***









































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2011年9月3日土曜日

本を読む事は先ず楽しい

内閣も新しくなったことだし、少しは好いこ事が起きるだろうか。
100%の期待はできないけど。
菅総理は運も悪かったんだ。
 
週刊誌というと、雑誌類の中でも一寸下に見る人が多いけど
週刊誌必ずしも下作にあらず。
種類にもよるけれど、朝日・文春・新潮・サンデー毎日・現代・
ポスト等は、一寸目を通したが得をする。
大本営発表ばかり見たり、聞いたりしていると
とんでもない落とし穴がある事を気付かない。

週刊誌は、法的に訴えられたり、
罰金を支払わされたりしているけれど、
私は、週刊誌は、本当の事、表に出しにくい事を
堂々と記事にしているので、世の中の真実はえてして
週刊誌の記事の中にあるものだと思っている。
かと云って、立ち読みばかりされては本屋はかなわないが。
買って読んで下さい。

これからも何か必ず出て来ます。
週刊誌位がなければ庶民は知らずに
過ぎてしまうような悪い事(表現は難しいが)とか
‘へぇ~‘というような事が、きっと出てくると私は思う。
それを期待する訳ではないが、
人間は、万善の人なんていないのですから。

さておいて、コミック(私はマンガと呼んだ世代ですが)の
有名なものが一年のカレンダーになります。
好きな方は、一年中、そのマンガの世界にひたっていられて
幸せだと思う。
下記に一覧いたします。
申込期限がありますのでお忘れなく。

コミックも下に見ちゃだめです。
人間世界の真実もあり、又、名作のコミック化もあります。
本は読みはじめると幸せから抜け出せません。
ゲームも悪くはないけど、本は読んで行けば行く程、
魅力を感じます。
私が本屋だからこう云うのではありません。

みんなに幸せをつかんでほしいから、一生懸命本読み人を
育てているんです。

紙芝居から絵本、そして童話、ここまで来たら大丈夫。
親が本好きの子は、本好きに育ちます。
いいお母さんになって下さい。
こわいけどやさしいお父さんになって下さい。

 
 * ご予約受付中のコミックカレンダー 


























































































締切日 : 9月21日(金)です!

ご予約お待ちしております!



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2011年8月27日土曜日

世界は動く

日本国の総理大臣を決めるというのに 
私達には何ひとつ手を出せない。
政治システムがこうなっているのだから仕方がない事だけど
基本的に何か釈然としないものがある。

そして、小沢氏とは何者なんだろう。
そんなに力があるなら小沢氏こそ
立候補して総理大臣になるべきではないだろうか。

政治の金の問題で引っかかり、秘書は全部逮捕され、
本人はすべて秘書にかぶせたらしい。
検察は、もっとよく調べて、こういう事はすっきりさせていただきたい。

そんな人が党内最大の実力者とは、なんだろう。
つまり、数こそ命、数こそ金、の原理である。
数さえあれば何でも出来る。
民主主義だから当然だと思うけど、
どうして、こうも次から次へ総理大臣が変わってゆくのだろう。
これでは、外国との外交交渉などまともに成立するはずがない。
実に恥ずかしい事ではないか。

  国会議員を少数精鋭主義にする必要があります。
  先ず、国会議員の数を半分にする。
  一人当たりの報酬も3割位カットする。
 
一寸、名の売れた人間を比例で当選させるのも廃止してほしい。

政治家としての大局観もなく、世界を視る目もなく、
少々の事にも泰然自若としていられる懐の深さもないような人では
務まらない。菅氏で、よく分かったはずです。
国会議員テストでもしてほしいくらいです。

思えば、もう75年も昔になる。
日支事変から太平洋戦争にもってって行ったのも
世界を知らないリーダーの仕業であって、
反対した、吉田茂や山本五十六などの反対勢力が、
負けてしまう程少なかった。

皆様、世界地図を開いてみて下さい。

日本、朝鮮(当時の名称)、台湾、フィリピン、
更に下にさがって、インドネシアまで拡大して
日本の生産能力も考えずによく手を拡げたものだと思う。
己を知らず、そして世界を知らない人達の政治であった訳です。
今、みんな独立して、ウカウカしていたら、
日本は追い越されるやも分かりません。
その為にどれだけの優秀な人間を大量に犬死にさせた事だろう。

毎週同じ事を云いますが、

  先ず、歴史を中心にした本を読む事です。
  過去の姿と過ちを知る事です。

歴史の本は沢山ありますが、
特に、明治以降の近代史を中心に勉強しましょう。
また、戦国時代も、とてもやさしいから読み易いので読んで下さい。

  1) 小学館 「日本の歴史」全16巻
    12 ・ 13 ・ 14 ・ 15巻を読んでみて下さい。




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○おすすめ書籍○














これから毎週、紹介してゆきますので、楽しみにしておいて下さい。

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