2008年11月4日火曜日

月刊現代が次号を最後に消えてゆく

月刊現代が来月号(2009年1月号)を以って廃刊になる。とても淋しい。私は文藝春秋も好きだけど現代の誌風も魅力があった。もう後1冊で終わりかと名残惜しみつつ開いてみると
「小泉改革とは何だったか」
「竹中平蔵の罪と罰」が先ず目に入った。
古い自民党をぶっ壊すと叫んだ小泉元総理も人の親
「自分は議員を引退するので息子をよろしく頼む」と応援者達に挨拶して回ったらしい。私は大いに失望した。改革を叫んでいた時の小泉さんは何だったのか。本当は普通の人だったのだ。議員が家業になってしまって二世、三世議員ばかりになり全く魅力の無い政治家ばかりが多くなってしまった。だから役人の意のままに政治が動くのだ。

それはさておき、竹中平蔵という方は議員でもなく学者であったはずなのに小泉改革の中心人物は彼だったのだ。これを読む前から色々な情報で大体の事は私も感じていたが。
又、ほとんど知っている人も多いと思うけど竹中を支持していたのはアメリカ政府であったと著者は、はっきり書いている。これではアメリカの思うままに動いて来たはずだ。最終号に後半が掲載されますので併せて読んで下さい。

最終号は長く在庫するつもりですので歴史の一端の研究にでも使っていただけますようお願いいたします。

きっと新しいタイプの内容の濃い雑誌(本)を講談社は出版して頂けると信じております。



[現代 2008年12月号 ]
月刊誌
出版社名 講談社
発売日 2008年11月1日
税込価格 800円

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