読書の形態も色々変化しております。
戦中、戦後は本が少なかったので、みんな古本屋で本を借りたり友達同士貸し借りしながら一生懸命読みました。新聞一枚を一軒一軒次々と回しながら四軒で読んでいた事もありました。今はその新聞も読まない人が多く本を読むという事が普通の事ではなくなりつつあります。
・月に0冊 60%
・月に1冊 17%
・月に2冊 15%
・月に3冊 8%
★新聞情報による
以上のように本を読まなくても苦痛を感じない人間が増えてきました。
仮に、紙に印刷した本が少なくなってきて電子ブックが出てきたとしても文字は読まされます。日本の文字というのは本当に意味が深く、その内容によって様々な解釈が出来ますが、それを間違いなく読み取る技術は 本を読む 沢山読む ・・・ これ以外に学ぶ方法はありません。
食べ物は食べずに生きられません。本は読まなくても生きる事は出来ます。しかしその生き方です。
・いかにして自分の能力を伸ばし
・いかにして社会に貢献するか
・そして生きていてよかったと思うようにするにはどうするべきか
みんな本は教えてくれます。
又、自分の心の中の思いを人に伝える時100%通じさせるには、どの言葉をどのように使えば伝わるか・・・・。というような事も本をたくさん読んでいる人は適格な言葉をさっと口に出す事が出来ます。反対に相手が何を云わんとしているかを読み取るのも(言葉の広い沢山ある意味を脳の中に記憶させてあれば)理解の度は深まります。
人間が人間らしく生きるという事は他人のコミュニケーションがいかに充分であるかと云う事だと思います。云いたい事が胸にいっぱい詰っていても言葉に出来ない。そうするとイライラしてきて、とてつもない暴挙に出てしまうというような事で世の中に事件や犯罪が増えてきます。
人間社会を良くするも悪くするも言葉の使い方が大きなウェイトを占めています。
急に本を読めと云われても何を読めばいいんだろうと思うと思いますが、そこで私は人間は2~3才の頃から絵や文字になじむ事だと気がつきました。
私共イセザキ書房の紙芝居は読書へのスタートラインだと考えて一生懸命力を注いでいます。若い時に読んだ本は一生忘れません。10代、20代、30代は一番最高の時期です。そして盛りを過ぎて視力をはじめ体力に衰えが来た時にも読書になれている人は読書に救われます。孤独になる事はありません。老眼鏡をかけて現代の恋愛小説を読んで胸をときめかせて下さい。
本を読むという事は一生の幸せにつながります。そして元気が出ます。体力も良い影響を与えます。頭がぼけるような事も防げます。一生歓喜と、胸ドキドキ感を持っている事は人間最高の幸だと思います。ぜひ、ぜひ、老いも若きも赤ちゃんも、本は幸せのラッキーロードです。
私共もオンラインショップをオープンしたので遠くの方もお買い求め頂き易いと思います。横浜市内ならほどんど配達させて頂きます。
ホームページも読んで下さい。
老人介護施設の皆様、紙芝居はとても役立っています。
一声かけて下さい。
さて、来週は昭和の時代の事を書いてみたいと思います。
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今週お勧めの本☆
「大不況には本を読む」
著/橋本治
中子公新書ラクレ
740円+税
「男の老後」
著/米山公啓
集英社
1000円+税
「竹内流の「書く、話す」知的アウトトップ術」
著/竹内薫
実務教育出版
1500円+税
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イセザキ書房
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