2008年8月9日土曜日

やさしい心は真実が見える

空は秋色になったのに気温はずーっと33℃以上。
私は暑さの為か気弱になり、いつになく優しく
なっているのに気付きました。
昨日はあまり、遠くはないが四ヶ所の役所を回る予定で店を出ました。
先ず最初の所を終へ、次はどう行けば一番近いかと考えながらトラックの運転手さんに「○○ビル3Fにはどう行けばいいかしら?」と問うとすぐに「左に曲がって三つ目のビルだよ」と優しく教えてくれました。そこを出る時に次の場所を聞くと「このビルの玄関を出て左へ曲がって信号を二つ越えた角にあるよ」とここでも優しく教えてくれました。
三ヶ所目で最後の場所を聞くと綺麗に地図を書いてくれてとても親切な応対を受けました。
とても皆優しい役人ばかりに私は出会えて幸せでした。

具体的に名前は書かないけれどいずれも今問題の年金がらみの話を聞いて書類を提出する仕事でした。私は後期高齢者に一歩足を踏み入れたばかり、ぴったりそのど真ん中の生年月日です。
届く書類を何度読んでも100%の納得は出来ず電話をかけても全く通じません。
私はそれに関係する本、雑誌、新聞等手当たりしだいに読み漁りました。
でもやっぱりよく分からない事ばかりでした。人の話も色々で雑学は役に立ちません。
私は思いました。今になって急にふってわいたようにこの問題がなぜ出てきたのだろうか。
こんな時は何年もかけて論議すべき事なのに。

よく調べてみるともう5年も前に郵政民営化がやかましく云われていた頃この法案もすーっと成立していたとの事。マスコミはなぜ報じなかったのか。
また、小泉氏の口からも私は一言も聞いた記憶はありません。
小泉さん、、郵政民営化して良かったですか?私は不便になりました。
なぜ、民営化にしたのか本当の意味は今も分かりません。
同時に年金の問題もなぜ発表しなかったのですか。
こういう問題があるなら私の一票は変っておりました。
私も当時は小泉ファンで浮かれておりました。
今から思うと騙し討ちにあったみたいです。
私はつくづく思いました。テレビや新聞の表向きの記事だけを信用すべからずと云う事を齢古希過ぎて気がつきました。
政治家の方達は庶民の事をご存知ないんです。
民の生活の中で生きてみてください。現実が嫌でも分かります。
議員さん達の人数の問題、待遇の問題も改善すべき点ありではないでしょうか。

でも昨日回った夫々の役所の方達はみんな親切でした。
「でも、僕達の力ではどうする事も出来ないんです」と逃げられました。
我田引水ではなく経済雑誌(ダイヤモンド、東経etc・・・)は読むべきです。
難しくありません。
もう今では経済的観点から見た生活誌と考えて下さい。
一誌だけではなく複数読んで下さい。
力がつきます。自信が生まれます。
経済学者の言葉を身につける事は大切だと思いました。

一段落して帰り際に立ち寄った喫茶店の入り口で猫が私に「ニャーオ」と声をかけてくれました。
私は犬、猫に実に無関心な人間なのに、よくこの猫君は私に声をかけてくれたわね。
よほど私は優しくなっていたのかな・・・・・・。




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