2010年6月19日土曜日

日本人としての勇気と誇りを

一大ベストセラーになった「国家の品格」の著者、藤原正彦氏が文芸春秋7月号に「日本の国民に告ぐ」という一文を出しております。
先ず。これを読んでいただくのが一番よく分かり手っ取り早いと思います。

私は政治には全く関係なく唯ひたすら55年間””を売って来ただけの人間です。
その私が最近思う事は日本人が(他国の事は私は不勉強)バラバラになってしまったように思えてなりません。
親と子、兄弟の間柄、親戚と云っても必要な時は会うけれど普段はみんな、一人一人別々の時代になってきたように思います。
敗戦後、民主主義の時代になってから「個」を大切にする世の中になりました。悪い事でも良い事でもないと思います。
そういう時の流れになったという事です。
「この国の直面する問題は互いに関連し絡み合った糸玉のようになっていて誰もほぐせないでいる。部分的にほぐしたように見えても一時的なものに止まり全体の絡みには何の影響も及ばさない。足が痛い、頭が痛い、手が痛いという箇所的なものではなく全身症状である体質の変化によるものである。」と書かれています。
又、「万人が自由に自分の利益が最大になるように死に物狂いに競争しどんな規制も加えないですべてを市場にまかす。
どんなに格差が生まれ社会が不幸になろうとそれは個人の能力に差があるので当然の事だ・・・・というのは日本のものではない日本人が平等を好むのは自分一人だけが、いかに裕福になろうと周囲の者が貧しかったら決して幸を感じる事が出来ないからだ」
そして更に「今こそ日本は祖国への誇りを取り戻し祖国の育んできた輝かしい価値観を再認識する必要がある。座標軸を戻すのだ」
「過去と断絶」「誇りを」を回復せよ。と強調されています。
是非みなさんに、文芸春秋7月号を読んで頂きたく思います。

私の感ずる所20代・30代・40代の人が本を読まない、文章を書かない世代だと思います。とり戻すには、もう私の人生の時間が足りません。
そこで私は10代以下の子供さん達に期待を抱き、彼ら彼女らに日本人としての誇りを持ってもらうには、歴史、文学、数学あらゆる本を読み理解してもらい夫々が自分自身の日本人としての血を養ってほしいと切望します。

そんな事から始めたのが紙芝居です。
紙芝居は子供だけのものではありません。
大人も一緒になって演じたり演じられたりしてほしいと思います。

一例として「平和の紙芝居」をご紹介します。
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「二度と」
脚本・絵○松井エイコ
写真○小川虎彦他 12場面
1945年8月、世界初の原子爆弾が広島と長崎に落とされ、人も動物も何もかも命を失った。もう二度と原爆を落とさないで!
定価1680円(本体1600円+税5%)
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「のばら」
原作○小川未明
脚本○堀尾青史
絵○桜井誠 12場面
二つの国の国境をそれぞれ守っている年寄りと若者の兵隊はふとしたことで仲良くなった。戦争が起きて敵同士になった二人は・・・・・
定価1680円(本体1600円+税5%)
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「平和のちかい」
原作○稲庭桂子
絵○佐藤忠良
1945年8月6日、世界で初めての原子爆弾が広島市に落とされた。25万人以上の犠牲者の中、子供達の体験から平和への祈りを語る。
定価1995円(本体1900円+税5%)
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更に「愛と平和シリーズ」
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「あおよかえってこい」
脚本○早乙女勝元
画○木村正志 12場面
太平洋戦争の末期、ぼくのともだちのけんちゃんの家にあおという馬がいた。三月十日の大空襲の日、ぼくとあおは炎につつまれ・・・・
定価1680円(本体1600円+税5%)
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「かわいそうなぞう」
脚本○土家由岐雄
画○久保雅勇 12場面
太平洋戦争の末期。東京の町は毎日のように空襲を受けていました。もし、上野動物園は襲撃されてゾウが暴れ出したら大変と・・・・・・
定価1680円(本体1600円+税5%)
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「トビウオのぼうやはびょうきです」
脚本○いぬいみこと
画○津田櫓冬 12場面
南の海にトビウオの親子がいました。ある日遠くの空がまっかにそまり、水がグラッとゆれ、おそろしい音がひびいてきました。
定価1680円(本体1600円+税5%)
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昔からの名作も沢山あります。
たかが紙芝居と云わないで下さい。
演じ方によっては充分立派な一冊の書籍に匹敵する内容を得る事が出来ます。
私共イセザキ書房は紙芝居においては日本一の在庫を持っています。
又、夫々私は折を見て声に出して読んでおります。
小説を書くより難しいと思います。

人間10才までに体も心もその基礎が完成します。
日本人としての誇りある精神と優秀な血を子供に伝えてほしいと切願します。

◆紙芝居のご案内◆

幼・保用
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「あかちゃんがあっあっ」
脚本/絵○とよたかずひこ 8場面
あかちゃんが「あっあっあ」しょうぼうしゃを指差しているよ。あかちゃんがしょうぼうしゃにのっているよ。どこにいくのかな
定価1470円(本体1400円+税5%
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「どろんこおばけ」 8場面
脚本/絵○ひろかわさえこ
あれあれ?どろんこおいけに、どろんこおばけがいるよ!さぁ、おみずをかけてあげましょう!おばけのしょうたいは、なんだろう?
定価1470円(本体1400円+税5%
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「まんまる まんまる まんまるな」 8場面
脚本/絵○長野ヒデ子
リズミカルな言葉とともにおだんごを食べたり、ボールで遊んだり・・・。おかあさんにだっこされてうれしいな。暖かさあふれるかみしばい。
定価1470円(本体1400円+税5%
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「こんにちわ」 8場面
脚本○内田麒太郎
絵○山本祐司
お母さんの後ろにかくれているのは、だれかな?
「こんにちわ あこちゃん」。いろんなお友達と「こんにちわ」。仲良しになる紙芝居。
定価1470円(本体1400円+税5%)
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「できたかな まーだかな」 8場面
脚本○やすいすえこ
絵○つちだはるよし
じゅうじゅう、ことこと、しゅうしゅう、できたかな、まーだかな。きっとできたよ。きっとできたよ。ハンバーグ、スープにむしパン。めしあがれ。
定価1470円(本体1400円+税5%)
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「ぴよぴよ ひよちゃん」
脚本○すどうあさえ
絵○前田マリ 8場面
ひよこのぴよちゃん、どこいくの?ぴよぴよ、ぴよぴよママのとこ。ガタゴトみちよ、ぷにょんぷにょんにみちがあるよ。だいじょぶかな?
定価1470円(本体1400円+税5%)
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「おんぶ おんぶ」
脚本○武鹿悦子
絵○相野谷由起
おーんぶおんぶ、ばったさん、かえるさん、かめさんがおんぶ。おんぶのあとはぴょーん、すいすい、そしてねむねむ、くーすーっ。
定価1470円(本体1400円+税5%)
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幼・保・小低用
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「おやつのまえに」
脚本○高橋道子
絵○いそけんじ
どろんこあそび中におやつとよばれたさるとねことあらいぐまは、どうするでしょう。さるくんはきたない手のままで・・・。
定価1470円(本体1400円+税5%)
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「ばいきん バイバイ!」
脚本/絵○仲川道子
けんちゃんがつみきで遊ぶとつみきバイキン、ねんどで遊ぶとねんどちバイキンと、どんどんバイキンが手についてしまいます。
定価1995円(本体1900円+税5%)
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