2010年9月18日土曜日

紙よりipad!一寸待って下さい

私は「サイタ、サイタ、サクラがサイタ」の国語の教科書を小学校1年生の時に使った最後の年齢です。
そのうち、ひらがなになり更に漢字が次々と教科書に出てくるようになった。
でも、残念ながら、敗戦直後、新しい教科書がなくて一学年年上の人から教科書をゆずり受け、更に教科書の半分位スミで消して使わされた。

そんな環境の厳しい中でも書きとりという時間は相当あった。
宿題も書き取り(漢字が主)は多かった。
女学校一年生(今なら中学1年)の時には全く教科書が底をついて教師も色々工夫して、授業してくれた。例えば国語の時間に故事ことわざを20行くらい黒板に先生が書いて一つ一つ説明をしてくれた。例えば
>負うた子に教えられて浅瀬を渡る>等々。

私は大学生のアルバイトのお世話に何十年もなってきた。
インターネットについてはほとんど大学生に教わって来た。
先生でなく後生に学んでいる。

ある時私が">負うた子に教えられ浅瀬を渡るだね、ありがとう教えてくれて」と云ったら「社長それはどういう意味なんですか?」と質問を受けた。
「人は自分より年下の者や経験の浅い者からも物事を教えられる事があるという意味よ。」
大学生は「ああ、そうですか」と余程感動した様子であった。
私も、この教科書の無かった時代も過ごさなければ故事、ことわざは半分も覚えなかっただろうに。
">禍転じて福となすだったのでしょうか。

こんな事を書いていると戦中戦後の困難な時期に子供時代・青春時絵代を過した事も満更マイナスばかりではなかったと思う。
人間の精神を鍛えてくれたと思う。
そして更に上を向いて歩こう、希望を持とう、夢を抱こうという根性を育ててくれたと思う。

今ipadを使っている年齢の人達は日本語の最低の文字教育を受けた人です。
それでも読めても書けない若い20代?位の人もかなりいる事を私は知っています。
こうして考えると小学校一年生からipadになってしまったら日本人が日本語を書けない人が沢山、出てきます。
学校教育は母国語をしっかり頭に入れなくてはなりません。、特に日本語は奥行きが広いので単純ではありません。
その、ヨミ・カキが完全に出来あがってからipadに入っていっても遅くはないと思います。

本がたまって置き場がない、押し入れはつぶれたという程、本を読んでいる人ならばipadは有効かも分かりませんね>私が申し上げたいのは先ず母国語を自由自在に書けるようになる事が第一に必要だと云う事です。
読みましょう本を。
そして書きましょう、色々な有様を。

今回は
これから出る本を紹介します。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□





















新春すてきな奥さん 2011年版
標準発売日 11月19日(金)
主婦と生活社
予価1500円
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□






































「21世紀こども人物館」
小学館
定価4998円
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
-----------------------------------
イセザキ書房
〒231-0055
神奈川県横浜市中区末吉町1-23
TEL: 045-261-3308
FAX: 045-261-3309
www.isezaki-book.com
お問い合わせ・ご注文フォーム
にほんブログ村 本ブログ 出版社・書店へ
イセザキ書房オンラインショップ

0 件のコメント: