消費税は、一度税率を変えると流通業界は大混乱する。
値札を付け変えたら良いものではない。
入荷した時の税率を適用しなければならないのと
レジスターの数字も変更するだけに止まらず、
一品一品考えながら、チェックしながら売らねばならない。
購買者も疑心暗鬼を抱からずを得ない。
これから二度もそんな事があると、
また、零細企業は力が失われる。
そういうことを増税のステップに命をかけると云うお方は、
御存知なんだろうか?
一度私の店で一日見学して下さい。
その事は、ずーっと私の頭から、というより
流通業者・小売業者(特に零細)は
思いあぐねていると思う。
私は、日が経つにつれて、
野田総理の顔つきが変わってきたのを観た。
勿論、テレビの中だけれど、
テレビは如実に感情を映し出すものである。
これは誰かに押されて苦しい思いをしているなと
思いつつ、私は観ていた。
もう、55年以上も人間相手の商売をしていると
私 のような人間でもそういう事がはっきり分かる。
財務省に押されているんだなと、
私は単純に思っていた。
そして、今週の週刊現代に、勝次官の事が
詳しく出ていて、やっぱりそうだったのかと
合点がいった。
一国の総理が、一省庁の次官の命令に
従っているんだ。自民・公明との取引も
すべて、すべて勝次官の命令?とは。
私は、なるほどと思うと同時に唖然とした。
そうだったんだ。財務省の次官の命令で
野田総理は苦しんだのかも分からない。
総理大臣と云えば、一代代議士になっても
なれる人は数える程しかいない。
政治家になれば、みんなそれが目標であり
その為にやっている人ばかりだと思う。
今、戦後の総理のシリーズ本が出ているが、
年中、年中、当番みたいに変わる日本の総理も
未だ100冊にも達していない。
夢かない総理大臣の椅子に座ったけど
上から命令する人がいる事は
予想していたのだろうか?
国民のため、国家のため、老いた時の
年令にとか、色々説明しているけれど、
そんな事、みんなデタラメ。
財務省に金が欲しいから、次官は総理に
命じて消費税アップを計ったものと思う。
この調子で行くと、
様々な税金が上がってくるだろう。
年金も、私は50年間以上、それなりの率で
支払って来た。支払っていない人は、
もらう権利は当然ないと思う。
そして更に、困っている人にと云って
手当を出しているが、
「働けば引かれるから、働かない方が良い。」
と云って、フラリフラリした人間が多すぎる。
税金にしろ、何にしろ出来るだけ
シンプルにして欲しい。
ついでに云えば、年寄りの一人身が
どんどん増えて来たが、
これはもう自然のなりゆき。
昔、私の母の世代は、結婚するというより
”嫁に行く”という表現をしていた。
そして、その家の一員としてその中で
子供を産み育てて来た。
夫の両親・祖母・父母もいる。大家族である。
その中で、嫁に来た他人の女性は、
夫の両親に仕込まれて来た。
キツイ人もいた。苦労した嫁もいた。
しかし、その嫁も又、息子が嫁をもらうと立場は逆転。
その繰り返しができるのは、農業とか漁業とか個人商店
とか親の職業を
をそのまま引き継ぐ場合でないと出来ない。
現代は世界中が舞台。
どこで仕事 するか分からない職 業の時代では
するにも出来ない。
夫婦単位、しかも現状は妻の方が
力を持っている家庭が多い。
もうこうなったら、年取った老人は
どうする事も出来ず 問題になってしまった。
私は、本当は(姥捨て山)が、必要になったなと
つくづく思う。
話を元に戻して、日本は消費税だけでなく
他にも生きている間、沢山の税金がある。
財務省も勝氏のように力のあるという事は
器量もあるはずだから、
目線を財務省から国民に移してほしい。
今は、権力 を持っているのかも分からないけど
老後は、神様が決めて下さいます。
どんなに勝氏が優秀で、力があっても、
人生はどうなるか分からないものです。
”終わりよければすべて良し” となるかどうか。
総理は、総理らしく、
先ず国家国民の事に愛を傾けて下さい。
お願いします。-----------------------------------
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