2010年7月10日土曜日

プレゼントは優しさの表現

ネットでなければ、夜も日もあけぬ時代になった。
道を歩きながら大きな声で携帯で話している人も珍しくなくなった。
進化につぐ進化、ついに電子ブックというものが出現。
紙の本では読めないが電子ブックなら読書力はあがるというのだろうか。

著者の作品の生みの苦しみ、出版社の編集の苦労、そしてその一冊一冊を全国の書店に運ぶ運送の力。そしてやっと書店の店頭に並べられ読者の目に止まり2、3頁めくりながら気に入った物を買う。
”この本がある”と思うだけで浮き浮きした気持ちになり止まる事無く読んでしまうのが憎しいような気がする時がある。
そしてその読んだ本の中から熱い感情、世の中の姿を知り人間は一歩一歩進化して来たのだった。
特に10代の終わりから20代・30代に読んでいる本は一生心の奥に残っている。
本を読むという事の中から何が善で何が悪かを悟り一人一人がわきまえていれば平和な社会が構築されて来た。
一年間に一冊も本を読まない(マンガ・ゲーム本を除く)人がいるなんて私には子供の時から想像も出来なかった。

話は変わるが小学生から電子ブックを採用するという意見、私は絶対反対です。
鉛筆で一字一字日本語を覚えてゆく事が先ず第一です。
日本語を知らずして何が日本人ですか。
特に日本語は決して易しくない。
それだけに奥深い。
読む・書く・理解する。これが出来てくれば電子ブックも悪くはないけれど、最初から電子ブックに育てられた人間は心の中は半分ロボットでしょう。
犯罪のほとんどが考えられないような動機であったり、他人を殺害する事がどういう事か分別のつかない人間になってしまうでしょう。
出版業界は?我も我もとその中に割り込もうとしている。
そうしなければ本屋は取次店は出版社はつぶれてしまうと思っているみたいだ。

どっこい紙の本はそう簡単に無くならない。
書きこみをしたり頁を折り曲げたり、その人その人で好きなスタイルで読む事ができる。

読んでも終わりじゃありませんよ。
必ず胸を打つとか感動するとか・・・・という所があるはずです。
それをまた繰り返して読む。
また、違った思いが湧いてくる。
気に入ってしまうと自分が主人公になってしまっていたり。
そんな中から世の中を知り生き方を覚えてゆくものです。
人間一生90才100才まで生きても経験する事はわずかです。
本は経験出来ない分かり得ない様々な事を教えてくれる。
喜びや悲しみも分かってくる。
流行歌と似た所があって時代時代で書き手の人気スターも変わってゆく。
絶対変わらない所もある。

私は若い方に(年配の人でも良いけれど)本をプレゼントするという事は素敵な事だと思い始めた。
受け取った人は送り主の心情がよく分かる。
そして同じ感動を得てくれれば送り主としては最高。
図書券もあるけれど、何か心が通わない。
やっぱり自分の好きな本を贈りたい。開いてみると とても良い香りのするしおりがはさんであった。
贈り主の細やかなセンスを感じる事でしょう。


どんなに不景気でもその人なりの贈り物というのは受けた人はとてもとても嬉しい。
イセザキ書房では下記の写真のように様々なプレゼント向きの商品コーナーを持っております。
何でもどこにでもある時代ですが好きな人からプレゼントされたらそれは特別なものになってしまう。
その物を見るたびに彼の事、彼女の事を思いますという幸福感が味わえます。

※クリックで画像拡大

お気に召したものがありましたでしょうか?
いかかでしたか?これはごく一部分です。
ぜひ心を形にするプレゼントという事も考えてみたいです。
人間と人間の心の通り道を歩んでみようではありませんか。
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★少しだけ小物を個々で紹介★

①「友禅ブックカバー」文庫判














②「友禅ブックカバー」文庫判













③紙せっけん

















④「舞子文香しおり」











⑤「舞子文香しおり」












お気に召したものございましたら、こちらに、番号と商品名をご記入の上、お送り下さい。
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御注文お待ちしております。


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