2010年7月17日土曜日

零細書店の大いなる怒り

参議院選挙が終わった。
私は新聞や週刊誌情報しか分かりませんが、何ともいつまでもゴタゴタしているのに腹が立っています。私はたかが一介の零細小売書店。特に応援している人もいないし投票したいと思う人もいなかった。
立候補者の一覧を見ても特に入れたいと思う人は居ないばかりか昨日まで柔道兼、主婦をやっていた人がトップで当選しているのを見て情けない気分になった。
この程度の民度なのかと。
そんなに議員の仕事とはたやすく簡単なのか。
更に民主党は議員の数を減らすとマニフェストに堂々と書かれていたのに、そんな事は忘れてしまったのか。音も沙汰もない。
衆議院480人・参議院は242人。
週刊誌情報によれば、一人当たり約4000万円(年間)の報酬とか。
(480+242)×4000万円は=2888000万円という金額になる。
たしかに大変な仕事であるはずだけど(国会中に居眠りしている人も沢山いるのは何故だろう)
本当に仕事してもらうためにはそれなりの知識と能力は要ると思う。
みんなそれだけの力量があるのだろうか?
その為に学校みたいにして教育もしたらしいが、その間も4000万円に入っていたのだろうか。
頭数さえ集めればよい、それには有名人が一番いい。
そんな発送で人集めしたように思えてくる。
議員数を減らせば少しは消費税の問題も解決されるのではないか。
又、一人当たりの4000万円というのも私のような貧乏人からみれば多すぎると思う。

家庭にしても収入が減れば支出を押え家族が我慢するのが普通。
国が借金だらけの今、代議士先生達だって収入が減るのは当然ではないか。

ある大臣が派遣業の時給最低1000円と打ち出していたが困っているのは働いている人間だけではない。
時給を出している経営者は、もっと困っている。
海外へどんどん出て行けるような企業は全部ではない。
そういう大企業は出せるだけの時給を出すべきだ。
私はそれでも自分の従業員は可愛いし大切な人材だから少しでも出せる限りの給料は出したい。売り上げが落ちて原資が無くなって来た時から私は自分の給料を減らして従業員の方へ回している。
二億円もの金持先生にこの心情理解して頂けますか?
そうしてでも私はこのささやかな書店を丸57間年続けてきた。止める事は出来ない。
半世紀も存在すれば私の店を必要としている人が必ず大勢いるし、更に私は一人でも多くの人に一冊でも多くの本を読んでもらいたい為にカラ雑巾を絞るように知恵を出して働ける限り店を続けるつもりである。
みんな日本の国の事を愛してほしい、そして己に出来る限りの貢献をしてほしい。
最後に書いておきたい。
政治家は特権を持っている人種なんだから、出来ない事はいわないでほしい。
更に自分の事は二の次、先ず国と国民の事を考えてほしい。そうでなければ議員の資格は無いと思う。
仕分け作業は先ず自分のところからやるべきではありませんか。

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○紙芝居新刊の御案内○









「ばいきん こわいぞ」
佐藤利清
原作/稲庭桂子
脚本/久住卓也 絵

たろちゃんの手にトイレでバイキンがつきました。
たろちゃんはきちんと手を洗わずに鉄棒したり、パンを食べたり。
そのため病気になってしまい…。手洗いの大切さを伝える紙しばい。
たろちゃんの手にヘンナヤツがくっついた! そいつのせいで
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ばけこちゃんのかさ」
苅田澄子 脚本/中谷靖彦 絵

ばけねこのばけこちゃんが
ともだちのほねこちゃんのところに遊びにいこうとすると
雨がふってきました。
ろくろっくび、ゆうれい、かっぱのかさに入れてもらおうとしますが
みんなへんなかさ!
「あーん、びしょぬれにゃーん」
そこへ、ほねこちゃんがやってきて…。
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「せみがおとなになるとき」
川崎 大治 作/徳田 徳志芸 画

夏の朝
せみの坊やは土の中からはいだして木にのぼります。
からをぬぎすてて、おとなのせみになって
自由に空へとびたちます。
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「トンボのトンちゃんかくれんぼ」
矢野 亮 脚本
近藤 周平 画

トンボのトンちゃんはアマガエル
ガ、シャクトリムシとかくれんぼをしました。
でも、みんなかくれるのがうまくて…。



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