秋風はなぜかさびしくほほなでる
私が子供の頃より四季がはっきりしなくなった。
衣替えが難しくなってしまった。
そして、秋と春の季節が短くなり、夏から冬へ、
そして、冬から夏へ移ってゆく。
地球の変化か、太陽のパワーか分からないが。
色々科学の進化であらゆる事が、物が、
手間はぶきをよしとするようになってしまった。
今でも、そろばんはあるはずだけど、
近頃使っている人は、見た事がない。
私の店は、50年も前から経理を担当して下さっていた
経理士の先生(もう亡くなってしまいましたが)は、
電卓には、一切触らなかった。
「そろばんのほうが早くて確実だ。」と云って、
私の店には、先生用にそろばんを準備していた。
現在の経理士は、申告もネットでなさる。
マッチを使う事も少なくなった。
仏壇のお灯明とお線香には、私は、今でもマッチで灯をともす。
その方が、私の心がこもると信じている。
今日のNHKのテレビ番組で、
”英語をどうするか”というテーマがあった。
例えば、フィリピンは、英語が公用語らしいが、
それでも、タガログごの辞書を求めて来る人もある。
世界は、だんだん狭くなって(感覚的に)往来も簡単 だし、
商取引も外国だから云々と云う事はできなくなった。
そうなると、目下のところ、英語を共通語とする方が
合理的かも分からない。
すべての事が合理性中心の世の中になってしまった。
そうしなければ、遅れをとるような気分になってしまいそう。
でも、私は、このすばらしい、難しい、豊かな日本語を 失う事は、絶対、反対。
その日本語を確実に身につけて、それから英語なり、外国語を 習得するべきだと信じている。
このすばらしい日本語を充分学ばずして、外国の言葉を
ビジネスに都合がよいというだけで、公用語としてしまうというのは
私にとって、恐ろしいことである。
日本語は充分に話せますか? 問題なく書けますか?
と、問いたい。
私は、本屋でなくても、日本語をきちんと理解できるように
教育していただく事を切望する人間の一人です。
言葉は、心です。日本語を充分に体得出来ていない事は、
日本人としての血が薄いという事だと思います。
日本人の人口が、減ったって仕方がない事です。
ゼロにはならないでしょう。
少ない人口でも、優秀な頭脳、健康な身体を持った人がいる事が
重要だと思います。
そういう方向づけをするのは、政府、そして、
そのトップは、総理大臣です。
もっとしっかり、どじょう精神で充分ですから、国民の気持ちを
分かって下さい。誰に、遠慮しているのですか?
何でも先送りばかりしていたら、時間は、どんどん過ぎてしまいます。
総理の椅子に座った以上、ありったけの力を出して、
国家と国民に尽くして 下さい。それが、リーダーです。
さて、来る10月29日(土)13時~15時、 仙川 環のサイン会を行います。
面白いユニークな小説です。
ぜひ、作家本人にも会って下さい。
*** 作品一覧 ***
『逃亡医』
『錯覚』
『聖母』
『人体工場』
『無言の旅人』
『ししゃも』
『潜伏』
『再発』
『逆転ぺスカトーレ』
『治験』
『繁殖』
『終の棲家』
『転生』
『感染』
これから伸びる作家です。育ててやって下さい。
ご来店、お待ちしております。
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