2012年7月7日土曜日

正しい日本語を読み書き出来る事が第一

今日は7月7日、七夕さまの日。
「なぜ、七夕にささかざりをするの?」 と聞かれたら
おり姫とひこ星様のお話になります。
(紙芝居がありますので、観て頂ければよく分かります。)
私共では、全国一の紙芝居の在庫を準備しています。

私は、YMCAのヨガ教室へ行っておりますが、
小さな子供達が沢山いるので、
この子達こそ次世代を背負う人間、
この子達に本読みの心得を持ってもらいたいと
読み聞かせをさせてもらいました。
でも、読み聞かせでは5~6人の子供しか集められず
そして、私は腕がだるくて続かない。

そこで考えました。
何かもっと大勢の子供達に聞いてもらうには
どうすればよいのかと。
そして、ふと、「あ、紙芝居だ!」と考え、
一番大きい紙芝居の版元にお話して
早速、紙芝居を準備しました。

最初は、そのまま紙芝居そのものだけで
語っておりましたが、そのうちステージをつける事を
発案して、ステージに入れて演じました。

すごーく違います!
あんな木の箱だけど、ちゃんとお芝居になり
私の声のはりも変化しました。
不思議なものですね。

そして、子供達がみんな紙芝居に
心を惹きつけられているのが語り手の私にも感じました。
お母さん達から、
「お上手だわ。」「いい声だわ。」という声が聞こえてくると、
私は、調子づいてますます張り切っていました。

そのうち、店の中でも ”紙芝居会” をやり始めました。
子供づれの母子が、沢山きてくれると
私は嬉しくて、売るよりも演ずる勉強を始めました。
若い時、一寸ばかり演劇をかじっていたのが
役に立ちました。

そのうち、買って行ってくれる人も来たし、
当店のHPで紹介すると、全国からどんどん
注文が届きました。

嬉しかったです。

そのうち、「アメリカにいる子供に送りたいんだけれど、
英文はないか?」と聞かれ、
英文の紙芝居も出ているものは全部揃えました。
外国にいる子供は多いなと感じました。
日本語だけではなく、英文のものという注文が
増えてきました。

又、子供達だけでなく、老人ホームにいる人達からも
呼びかけがかかり、昔懐かしい紙芝居で
泣かれた事もありました。
お寺からも買っていただきました。

こうしてみると、日本の文化である紙芝居というものの
偉大さをつくづく感じました。
紙芝居は、世界に誇る日本のすばらしい文化であることを
この年令になって再発見出来ました。
紙芝居から、絵本へ、そして読み物の本へと移ってゆきます。

日本語はすばらしい!
きちんと覚えてゆきましょう!

電子本もよし、色々新しい読み方はありますが、
基本は ” いろはかるた ”から始まる日本語です。
正しい、美しい日本語を覚えてから
電子本に移りましょう。
先ずは、正しい日本語をしっかり身に付けましょう!

                                         



             酒井邦嘉 著
             『脳を創る読書』 -なぜ「紙の本」が人にとって必要なのか-
                                実業之日本社 (¥1200+税)



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