ニュースで観るだけだけどなかなか素晴らしい。
そして、東京オリンピックの事を思い出してしまう。
あの時は、夫と共に時間の許す限り観た。
バレーボールの鬼の監督とか・・・。
そんな事を考えていると、あれほど厳しかった
夫の事が思い出されて当時(丁度20年前)の
亡くなった日の頃の事が、私の胸にジーンと来てしまう。
抹消されてゆく主人の名前
あなたしか 分かってもらえぬ 言葉あり
しかってほしい 笑ってほしい
声もなく じっと見つめる 遺影観る
なぜなのパパ どうしてなのよ
咲き誇る 桜の花が せつなくて
散る花びらが 涙に見える
声もなく 姿もなくて にほいだけ
生きてた時と 同じこの部屋
やめたくて やもられなかった このタバコ
カートンのまま 残されており
治りたい 元気になりたい 働きたい
その一念で 八年過ぎる
治ったら 元気なったら 口癖の
ように 話した ああ あの声が
ように 話した ああ あの声が
おじいちゃん トーメイ人間になったのね
孫の言葉が 又 悲しくて
38年間 主人は私に生き様を
教えて 教えて 逝きました
おい君と 呼ばれる声は もう聞こえない
ガラス戸叩く 雨音ばかり
もろ手より こぼれ落ちゆくものの 大きくて
何も残らず 我をくるはす
何も残らず 我をくるはす
苦しくて 忘れたいと思う時
忘れてならじと 必死に願う
心を静めるべく、ついつい詠んだ短歌。
今、聞いてみると、私を殴ったり蹴ったりした夫は
誰だったのだろうか?と思ってしまう。
一日、一日、時は過ぎてゆく。
私は、生きている間に
あれもこれもやりたいと、希望と夢で心はいっぱい。 -----------------------------------
イセザキ書房
〒231-0055 神奈川県横浜市中区末吉町1-23
TEL: 045-261-3308
FAX: 045-261-3309
www.isezaki-book.com お問い合わせ・ご注文フォーム
イセザキ書房オンラインショップ
0 件のコメント:
コメントを投稿