2012年12月22日土曜日

出てきて欲しい素晴らしい大臣が

2012年12月16日の衆議院選挙は、
自民党の勝利とは私は思わない。
強いて云えば、民主党の敗北だったと
云うべきだと思う。

民主党は3年余の間に、国民に対して
何をしただろう。
そうそう、消費税を上げるという事があった。
そしてその時、自民党も巻き込まれて成立した。

私は、テレビの選挙速報を観ながら思いました。
丁度3年余前、この前の総選挙の時
テレビに映ったある場面を。

それは、民主党の菅氏が
小沢氏に満面の笑みを浮かべながら
「僕達の目の黒いうちにこうなるとは予想外でした。
感激です。」と。

私はその時、明日がどうなるか分からないけど
大政党の交代が出来た事が
余程嬉しかったのだろうと思った。
自分も総理大臣の椅子に座れる日が近づいたと思うと、
嬉しいのは当然かも分からないが。
そして、2代目の総理大臣の椅子に座るや否や
総理交替となった。
東京電力の事故があったとは云え、
はかない喜びだったんだなと思う。

投票率が60%を切るような総選挙では
私達もあまり大きな顔は出来ないと思う。
ミニ政党が沢山生まれたが、
充分に政見を聞く時間もなかった。
そんな中で、投票台の前に立つと
「いいや、民主はダメだから自民で行こう。」
となった人が多かったのだろうかと思う。

さて、自民公明の連立政権が出来ると思うが、
大臣になれる人は、それだけの見識と考えと努力と
国民を愛する気持ちの人が何人いるでしょうか。
人間だから当然、己の利害を先ず考えるのは
仕方ないとしても、ここ20年間位の間に
さすがと思う人は何人いたでしょう。

日本にだって人材はあるはずです。
経済の世界に目を移すとさすがと思う人が
どんどん出て来ております。
政界はどうでしょう。
「〇〇さんは、とてもいい方ですよ。
ぜひ、入れて下さいね。」
とよく云われますが、
私は商人ですから旗色は示しません。
新聞・テレビ・雑誌を読み、実際にいろいろ
いつも考えています。そして、自分で判断して、
これはもう絶対的なものではなく、比較しながら
選挙がある時も、ない時も、この人には出て欲しい、
この人ではだめだ、と常時考えております。

民主党で唯一いい事があったのは、
総理になった野田氏のスピーチが
だんだん良くなった事です。
政治家は、国民に対しても外国に対しても
分かり易く理解しやすく、外交の出来る事が
一番大切だと私は考えております。

もうすぐ、内閣の顔ぶれが出て来ますが、
考えのしっかりした方、
国家国民に真実奉仕の出来る方が
並んで欲しいと切望しています。





-----------------------------------
 イセザキ書房
〒231-0055
神奈川県横浜市中区末吉町1-23
TEL: 045-261-3308
FAX: 045-261-3309
www.isezaki-book.com
お問い合わせ・ご注文フォーム
 にほんブログ村 本ブログ 出版社・書店へ
イセザキ書房オンラインショップ

0 件のコメント: