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2013年9月14日土曜日

一人一人が社会の為に何かを背負う

私は10代の頃より京大法学部を目指して
その後アメリカに行こうと考えていた。
出来ると充分に思っていた。

ところが女学校1年生の時
父の戦病死の報が届いた
戦死ではなく戦病死。
これは野垂れ死にだ。

祖父母は、大切な一人息子を失い
母は最愛の夫を亡くした。
そして女学校1年生の私を頭に
妹2人、弟2人、5人の兄弟は
大切な父を失った。

私の家は何もかも全てが狂ってしまった。

当時、日本は若い者も
子供のあるような中年男も
元気な者はみんな戦場へ送られた。

食う物も体を守る道具も何も持たせず、
唯唯、南の島へ兵隊として送り込んだ。
私の父も最高齢の中に加えられた。

私は、昭和の初めの頃から
敗戦国になるまでの様子を書かれた本を
探したが、一冊もなかった。
去年あたりから、総理の言葉によるものかどうか
ぽつぽつ見かけるようになり
その一冊一冊を手当たり次第読んでいる。

でも私の考えている私の父の仇は
一人ではない。
そういう流れを造った人は何人もいる。
「死んでもよい。靖国で会おうよ。」と云って。
それを信じて南の島に、南の海に果てた人達。
この人達を祀っている靖国神社は
常に問題にされる。
その中から私が書く訳にはゆかないが
戦争責任者を全部おろして欲しい。
そして、靖国神社は国家国民の為に
犠牲になったかわいそうな人の為だけの
神社に早くして欲しい。

色々な本を読んでいるうちに
私も80才を越えた今、
ようやく戦争責任者の名前が少しずつ
分かり始めた。しかし、書く事は出来ない。

国家として戦争責任者の霊は
全部おろして下さい。
どうしても祀りたいなら
どこか遠くへ別に作りたい人に作って
もらいましょう。

私ばかりではない私のような立場の人間が
敵の中にも日本人の中にも
数え切れない程いるんだ。
そして、もうすぐ一人一人死んで行って
第二次世界大戦の歴史として
一くくりにされてしまうだろう。

戦争はダメ。何をしてもダメ。
総理がトップに立って出て行かれますか。

苦しみも悲しさも癒え四分の三世紀。
苦しい中を歩んできました。
これでも、私は何かを残して行こうと思っている。









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2013年8月24日土曜日

庶民の大半は苦しんでいる

昨年あたりから、ボツボツ昭和時代の歴史についての
本が出始めた。
大きな老舗雑誌の記事にも掲載され始めた。

私は父を第二次世界大戦で
戦病死という事になっている死なせ方をさせられたので
父の仇を打ちたくて一生懸命本を探した。
明治維新までは立派な文章で書かれているが
その後は書ける人はいなかったのか
書いても売れないと思ったのかほとんどなかった。
ボツボツ出始めてはいるが、直接体験した人は
もういない。
みんな遺族を訪ねたり、その時の様子から
察して書いている。
それでも私は見つかり次第読んだ。

①『昭和史の大河を往く 第1集
  「靖国」という悩み』
 保坂正康 著
 毎日新聞社



















 ②『昭和の大河を往く 第2集
  開戦、東条英機が泣いた』
  保坂正康 著
  毎日新聞社



















③『戦艦大和 最後の証言』
  久山忍 著
 産経新聞出版



















私はこれからも次々読んでゆくつもりだ。
色々複雑な絡まりが沢山あった事はあったらしい。
昭和20年代は、一にも二にも国を立て直す事に
日本人は夢中になった。
だから、みんな必死で働いた。
おかげで食べられるようになり、住む所も出来、
着るものもどんどん新しいものが作られる。
そんな中で高度成長時代を謳歌した。

その初頭の頃、私は社会へ出た。
結婚相手は商人がよいとあまり時代を読めない母。
いやこれからはもうサラリーマン時代だよという
おじの言葉。
そんな時、出会った亡き夫。
タイプとしては好ましかった。
そして、話す事か実に整然としていて
こういう人と生きてゆけば幸だろうなと思った。
しかし、結婚してみると性格的に自分本位、自分中心。
妻は命令に全て従わさせられ、
私は何度離婚を考えた事か。
その夫は61才(その10年位前から体調が悪く
非常に自分勝手な生活をした)で
食道癌で亡くなった。

小さな店を続けるか止めるか考えた。
思えばこれからは私の自由の時代になったんだと思うと
どうせ私も59才。
今から出直す方法もない。
商売は嫌いではない、よし、やってみよう。
と以後は私の考えで事を進めた。
その時、ハタと気付いた。
夫は厳しい人だったけど、
新しい事を生みだす、考え出す事には秀でていたので
小さい店でもひとつひとつ新しいアイデアで事を進めて来た。
私は、唯云われる通り働いてきただけだったと気付いた。
夫の書いてあったメモを集めて読んだり、
本を読む時間も出来た。

そして、もう高度経済成長は終わった。
零細企業の苦しい時期に入った。
政治をする方々はこの苦しみは分からないと思う。
デフレをインフレにする。
私の頭ではよく分からない。
インフレに苦しめられた時の事が忘れられない。
人口が減るから女性も働き手として参加すべし。
それも分かるけど、女性が出て来過ぎると
これ又マイナス面が必ず出てくる。
女性の上司に仕える男性の気持ちはどうだろう。
私は総体的に能力は女性より男性の方が
優れていると思っている。すべての面で。

又、女性は子育てという仕事は絶対欠かせない。
男性がやっても悪くないが、
感性の問題があるので母親が一番。
5・6才までは母の肌に支えられて育てた方が
人間的にベターだと私は思っている。

そうして考えてゆくと昔の日本の大家族主義は
反面非常に合理的だったと思う。
もうそこへ戻れないだろうけど、
姑、姑の教えというのも悪い所ばかりではない。

とにかく政治も大変だろうけど国民一人一人、
恵まれない人がどんどん増えている事も事実。
どうすればこの現実を政治家に分かってもらえるだろうか。





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2013年7月20日土曜日

憲法96条の改正は反対です


私は先週も書きましたが、33歳にもなって
10才以下の子供が5人もいる男にも
召集令状がきて、海軍に入隊させられ
最終的にフィリピンの負け戦の中で
戦病死(野たれ死にだと思います)
してしまった私の父。

私は、父の仇は一体誰だろうと
ずーっと本を探りながら探しました。
どの日本史の本も明治維新までは
詳しく書いてあります。
大正は短かったせいもありほとんどなし。
そして、昭和はポンと戦後になります。
大正の終わりから昭和20年の敗戦までは
何もありません。

そう思いつつも、第2次世界大戦が
なければ私の父は34か35才で
訳の分からぬ死に方はしなかったはずです。
一生懸命探していたら、ありました。ありました。

『「昭和史の大河を行く」第2巻
      ~開戦、東条英機が泣いた~』

発行は毎日新聞社で
3年余りしかたっていません。
著者は保坂正康。

第1巻は
『「昭和史の大河を行く」
      ~靖国という悩み~』

これは私は、未だ入手しておりませんが
来月には何とかなると思っております。

明治維新の事は詳しく書かれ、
一寸考えのある日本人なら
みんな様々の事を知っております。
ところが、昭和時代はなぜか敗戦まで
何もありません。

東条英機という名前は
私は昭和8年生まれですから
子供の時代ながら毎日毎日聞いた名前です。
すでに日支事変は始まっていました。
それを片付ける事もせず、
日・独・伊、三国同盟を結び
米英を相手に昭和の初めから
様々な事情があったにせよ、
米英を相手にして勝てると思っていたのだろうか。
あまりにも他国の事情を知らなすぎだと思います。

日清、日露に勝利をおさめたという事で
自国の力を冷静に観る事が出来なくなった
軍部だったんだと思います。
そして、軍部は国会官邸と権力闘争が
どんどん大きくなりました。
国会議員も軍に不利な事を云おうものなら
命が危ないというような側面もあり、
もうその力の勢いはとどまる事を知らず
大きくなってゆくばかりでした。
元老の西園寺公希は、首相奏請の役を
務めていたが、この広田内閣を以って
その役目を実質的に辞めております。

こうして、国会の周辺からは
次第に気骨が消えていった。
軍服姿の将兵たちが闊歩する時代に
変わって行った。

私は、当時の時代の歴史を
説明しているのではありません。
昭和初期は、軍がどんどん大きくなり
昭和天皇でさえ御心配をなさるまでに
軍の力は大きくなってしまったのです。

現総理は、≪憲法改正≫という事を
云い出しましたが、国会の反発が大きかったので
今選挙中は云わないつもりらしい。
私は、血は争えないなと思いつつ、
この文章を書いております。
現総理は、岸信介の孫にあたる方ですね。
この辺になってくると
大分身近になるので、年令の高い方々は
思い出す事があろうと思います。

私は今思います。
大きな犠牲を払ったけど
太平洋戦争に負けて
本当によかったと思っています。
絶対にないけれど、もし勝っていたら
今頃日本人はどういう事になっていたでしょう。

色々問題は残っていますが、
又、本当の民主主義国家かどうかも一寸?ですが、
少なくとも軍の力まかせにしていたら
こんなに60年余も平和が続いたかどうか分かりません。

太平洋の周囲をぐるりと
支配しようとしたんでしょうが、
当時も現在もそんな力は
日本にはないと私は思っています。
国民に犠牲をしっかり払わせて大国になるより、
国民一人一人がみんな元気に幸に
生きる方が、私は素晴らしいと
思っています。
人生なんて短いものです。
自衛隊は、装備を万全にして力をつけておく必要は
あると思います。
あくまで自衛隊です。

この件以外については
私は勉強不足ではっきりと申し上げられません。
もっと勉強しなくてはいけないと痛感しています。


八十という 年令(とし)重ねても
      学ぶ事 次から次へと 
               両手(もろて)にいっぱい





















  





『イセザキ書房TV③』 



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