2013年7月27日土曜日

キャロライン・ケネディ 覚えていますか?

キャロライン・ケネディさんが日本大使になって
やって来る。

ケネディ大統領が殺されてから40年の月日が流れた。
若くて素敵な大統領だった。
「国民は国に対して何をしてくれるかという前に
国民は国に対して何を貢献出来るかを考えよう。」
と声高らかに大統領になった。
素敵な奥さんの事を日本の誰だったか
有名な女性が
「アメリカ大統領の妻というのは
世界の大統領の妻である。
20代にしてこんなハッピーな女性は
珍しい。」
というような言葉が新聞に出ていたのを読んだ
記憶がある。
アメリカは世界のリーダーだった時代だった。
そして間もなく弟も殺された。

ジャクリーン夫人は、こんな悲しい国には
住みたくないと云って、名もなき男性と
どこか遠くに行ってしまった。
そして一番今が幸だと云ったという。

政治の世界は華やかだけど裏は大変なのだろう。
私は全く知らないけれど。

キャロライン・ケネディは
両親も弟も亡くなってしまった。
ケネディ大統領の執務室でふざけた姿が
新聞やテレビに映されていたのを
懐かしく思う。
たしかにあの頃は、アメリカさまさまの時代だった。

日本大使にも重要な地位の人が歴代やって来た。
オバマ大統領と仲の良い仲だとは云え
彼女は政治は素人。
唯、ケネディ大統領の娘というだけ。
アメリカから見て日本が軽く扱われた訳だとは
思いたくない。

それよりも40年前の日本もよかった時代と
思い出させてくれたキャロライン・ケネディが
素晴らしい大使になられる事を祈っている。






~ミラノ アンブロジアーナ
図書館・絵画館所蔵~
『レオナルド・ダ・ヴィンチ展  
-天才の肖像-』
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2013年7月20日土曜日

憲法96条の改正は反対です


私は先週も書きましたが、33歳にもなって
10才以下の子供が5人もいる男にも
召集令状がきて、海軍に入隊させられ
最終的にフィリピンの負け戦の中で
戦病死(野たれ死にだと思います)
してしまった私の父。

私は、父の仇は一体誰だろうと
ずーっと本を探りながら探しました。
どの日本史の本も明治維新までは
詳しく書いてあります。
大正は短かったせいもありほとんどなし。
そして、昭和はポンと戦後になります。
大正の終わりから昭和20年の敗戦までは
何もありません。

そう思いつつも、第2次世界大戦が
なければ私の父は34か35才で
訳の分からぬ死に方はしなかったはずです。
一生懸命探していたら、ありました。ありました。

『「昭和史の大河を行く」第2巻
      ~開戦、東条英機が泣いた~』

発行は毎日新聞社で
3年余りしかたっていません。
著者は保坂正康。

第1巻は
『「昭和史の大河を行く」
      ~靖国という悩み~』

これは私は、未だ入手しておりませんが
来月には何とかなると思っております。

明治維新の事は詳しく書かれ、
一寸考えのある日本人なら
みんな様々の事を知っております。
ところが、昭和時代はなぜか敗戦まで
何もありません。

東条英機という名前は
私は昭和8年生まれですから
子供の時代ながら毎日毎日聞いた名前です。
すでに日支事変は始まっていました。
それを片付ける事もせず、
日・独・伊、三国同盟を結び
米英を相手に昭和の初めから
様々な事情があったにせよ、
米英を相手にして勝てると思っていたのだろうか。
あまりにも他国の事情を知らなすぎだと思います。

日清、日露に勝利をおさめたという事で
自国の力を冷静に観る事が出来なくなった
軍部だったんだと思います。
そして、軍部は国会官邸と権力闘争が
どんどん大きくなりました。
国会議員も軍に不利な事を云おうものなら
命が危ないというような側面もあり、
もうその力の勢いはとどまる事を知らず
大きくなってゆくばかりでした。
元老の西園寺公希は、首相奏請の役を
務めていたが、この広田内閣を以って
その役目を実質的に辞めております。

こうして、国会の周辺からは
次第に気骨が消えていった。
軍服姿の将兵たちが闊歩する時代に
変わって行った。

私は、当時の時代の歴史を
説明しているのではありません。
昭和初期は、軍がどんどん大きくなり
昭和天皇でさえ御心配をなさるまでに
軍の力は大きくなってしまったのです。

現総理は、≪憲法改正≫という事を
云い出しましたが、国会の反発が大きかったので
今選挙中は云わないつもりらしい。
私は、血は争えないなと思いつつ、
この文章を書いております。
現総理は、岸信介の孫にあたる方ですね。
この辺になってくると
大分身近になるので、年令の高い方々は
思い出す事があろうと思います。

私は今思います。
大きな犠牲を払ったけど
太平洋戦争に負けて
本当によかったと思っています。
絶対にないけれど、もし勝っていたら
今頃日本人はどういう事になっていたでしょう。

色々問題は残っていますが、
又、本当の民主主義国家かどうかも一寸?ですが、
少なくとも軍の力まかせにしていたら
こんなに60年余も平和が続いたかどうか分かりません。

太平洋の周囲をぐるりと
支配しようとしたんでしょうが、
当時も現在もそんな力は
日本にはないと私は思っています。
国民に犠牲をしっかり払わせて大国になるより、
国民一人一人がみんな元気に幸に
生きる方が、私は素晴らしいと
思っています。
人生なんて短いものです。
自衛隊は、装備を万全にして力をつけておく必要は
あると思います。
あくまで自衛隊です。

この件以外については
私は勉強不足ではっきりと申し上げられません。
もっと勉強しなくてはいけないと痛感しています。


八十という 年令(とし)重ねても
      学ぶ事 次から次へと 
               両手(もろて)にいっぱい





















  





『イセザキ書房TV③』 



YouTubeで過去の動画をすべて観る事ができます。
よろしくお願いいたします。











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2013年7月13日土曜日

第2次世界大戦をはじめたのは?

安倍総理が一生懸命に動かれている様子を
色々なメディアからよく分かります。
でも、私には≪アベノミクス≫という 事が
よく分かりません。
私のような低レベルの国民は多いと思います。

景気をよくする為にデフレからインフレにする。
しかも、インフレ率は2%位にする。
もうこの辺りから、私は理解は止まってしまいます。
インフレなんてものは何%にするといって
定まるものではありません。
消費税は高いより安い方を好みます。
そして、消費税をこの場に立って上げるということ。
これも私は理解できません。
消費税率が動くと、流通業者は大変仕事が増えて
苦労します。
消費税が10%になったら何物にかかわらず
値上げ、そして売れる、数は必ず減ります。

安倍総理は、お坊っちゃん育ちですから
何というか生活する実感が
私たち一般市民とは大分違います。
当然のことかも分かりませんが。
先ず、景気をよくするという事で
手を打たれているのは当然だし
素敵な事だと思いますが、
今は、地球全体が戦国時代のような
時代だと思いますので
そう簡単にゆかないという事も
私でも理解できます。

又、テレビ放送によると
福祉関連が年寄りのほうへ動き過ぎているので
若い者にも平等にと云ったか、平均的にと云ったか
重点を移すべきだと云っておりました。
どの年令からというのか分かりませんが
私は、自分が80才になってみて
体力が若い時(30・40・50代)とは
変わってきた事を実感しております。
そして、20才代の始めから健保、国民年金は
税金を納めるような覚悟でずーっと
支払ってまいりました。
その当時、自分が受給者になる事など
考えの中にありませんでした。
必死で支払って来たのです。
だから、若い間(60才定年ならそれまで)は支払う。
そして、動けなくなった時、支払って来たぶんを
その恩恵を受けるという事でよろしいと
私は思います。若い時(30 40 50代)は
働く、広い勉強をしっかりやる時代です。

細かな%については私の理解では分かりませんが
私は80才になってみて気付いた事は、
かつての第2次世界大戦の無謀さを身を持って
知っているのは私の世代までだと認識しました。
私は、父が召集兵として33才の時とられ、
昭和20年6月にフィリピンで戦病死
(という事になっているが、野垂れ死にだと思う)
という事で私の一家の全員が
人生を狂わせられてしまいました。

私は、父の仇討ち(時代劇調ですが)しようと思い、
誰が父を殺す羽目に持って行ったか
歴史の本を探しましたが、
私の店は、書店ですけど、昭和の初めの記述は
ほとんどありません。

よくもあんなに広げて、
生きた人間に銃はおろか食べ物も何も与えず
あちこちへ送りこんだものだと思い、
誰が中心になって決定したのか
探しましたが、つかめませんでした。
ふとした事で、「東条英機が泣いた」という
毎日新聞社発行の本を見つけ
目下読んでいる所です。
大体は分かって来ましたが、結論は次回にまわします。

総理大臣は目下の日本のトップです。
私心を捨てて日本国の素晴らしい舵取りを
お願いします。
身体ばかりでなく頭も使って下さい。
そして、身体を痛めるような事になっても
くいのない覚悟で、広く高い所に立って
ご判断をよろしくお願い申し上げます。





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店頭レジにございますので、
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8月14日(水)・15日(木)は
お休みさせていただきます。
よろしくお願い致します。


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2013年7月6日土曜日

人間は死ぬまで打ちこめる何かを持つべきだと思う

人間はどんな人生を歩むのか、
過去の事は記録していれば分かるけど
何年も経つと忘れてしまう部分の方が多いものだ。
まして、この先自分は何年どんな道を歩むのか
誰にも分からない。
予想通り生きる人は何%いるだろうか。

幸福に生きたいとみんな思っているが、
人の命の先の事は、どんな立派な人でも
全く分かっていないのが普通だろう。
そこを努力してがんばって、
少しでも佳い道を探りつつ、一年一年
年令を重ねてゆくつれ、歩む道の巾は
狭まってくる。

でも、“もう、いくつだから”という言葉は
すべてを表現していないと思う。
50才の人より70才の人の方が
パワーがあったり、20才、30才の人でも
不幸が重なって人生を終えてしまう人間もいる。

第二次世界大戦の時、
どれだけ多くの未だ未だ先のある人が
この世を去ってしまったかという事は
もう、歴史の中の事になってしまったが。

今年101才の足は動かないが、
頭もしっかりしているし、
常識もその年なりのものをもっている人が
自宅で息子の嫁の世話を受けながら
一日、24時間、一年365日を
しっかり生きて来た。

ふと気が付くと、13人もいた兄妹弟も
みんな亡くなってしまった。
友達もみんななくしてしまった。
夫にも32才の時、戦病死という事で
帰ってくる事はなかった。
娘3人は、九州、東京と
一寸来るという距離にはいないので
なかなか会えない。

近くにいる姪や甥は、
チョコチョコやって来るけど話が全くかみ合わず
ただ会っているというだけみたいだ。
下の息子はもう70才になっているが、
近くにいるので1週間に1回位はやって来て
話もするが、親子げんかもする。

家の嫁とは、
もう50年以上一緒に住んできた仲だから
お互い気心を知りつつも、やはり他人、
どこかかみ合わない所があるらしい。
しかし、姑の好きな所へ車椅子に乗せて
連れて出たり、
子供より手間のかかる人間だけど
これが運命と考えて娘以上に思っている。

私はこの話を聞いて、
人間は、死ぬまで何か一つ二つは
心を打ちこめるものを持っていなければ
悲劇だなとつくづく思った。

目・耳・体全体が老化して
制約は厳しくなっても
それを何とか補助する術を見出して
死ぬ瞬間まで、己の心情を打ち込むべきものを
絶対に育んでおくべきだと思った。
それには若い時から投資しておかねばならない。

そして、苦しい苦しいと思いつつ、
仕事を持って生きられる私を
改めて幸福だと思いたい。




 

 



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