2012年2月25日土曜日

総理殿、今なぜ消費税を上げるのですか?

私達夫婦がイセザキ書房を開店したのは、
昭和30年代のはじめの頃。
夫婦共々未だ20代で、領収書の書き方から
教わりながらのスタートだった。

そんな時、夫の教え子を採用して協力を頼んだ時、
「健康保険と厚生年金」を採用して欲しいと教えられ、
私達夫婦とその教え子の従業員、計3名が入った。
以後、入社してくる人間には全部それを適用し、
毎月毎月支払いするのも大変だった事を覚えている。

そのうち、店の経営内容も良くなり、経理士も正式に
おねがいして、小さいながらも一応の形は整えた。
そして、そういう雑用は、全部私の仕事になり、
毎年毎年、社会保険事務所で数字をチェックして
OKをとってきた。

そんなある時、担当官の一人に云われた。
「佐藤さんの家はいいなぁ。夫婦で年金がもらえるから
安心だなぁ。」と。
私は苦しいながらも、毎月請求書通りに納めて来たので、
夫婦で年金がもらえていいなぁと云われても、
20代の私には、ずーっと、ずーっと先の事で、
実感は全くわかなかった。

商売の方は、順調に進んできたが、昭和の半ば頃からは、
大口の注文が全く無くなり(南、北の漁船)経営は苦しくなった。
給料も経費も、ひとつ、ひとつ考えながら支払ってゆかねば、
金繰りが回らなくなり、夫の実家へSOSを頼んだ事も度々あった。

それから、時は流れて、イセザキ書房も57年目を迎えた。
そして、頼りとする夫は、64歳でガンで亡くなった。
時間は、一刻も休まず進んでくる。
私は70歳になった時、老齢年金に切り替えられた。
その時「私は、未だ働いているんですから、健保のままでは
いけないんですか?」とお願いしたけれど、それはダメと云われた。

私は、年金を支払う側から、もらう側へ変わった。
あぁ、あの時、もう何十年も前に
「佐藤さんところは、夫婦で年金がもらえるからいいなぁ。」
と云われた係員の言葉が蘇って来た。
二人でもらえるはずの一方は、もうこの世の人ではなくなっている。
時の流れは、恐ろしい。

これからが、本論です。

支払う人が減って、もらう人が増えて来て数字があはないから
その不足分を消費税で・・・。
という総理の理屈には、私はうなずけません。
毎回のように鮮やかな服装で、答弁に立つ厚労相のおっしゃる事も
私にはうなずけません。
国民のほとんどの人は(一寸考えている人達)
分からないと思います。

少子化になろうと、何であろうと、現在の老人達は、
みんなそれなりに支払って来ているではありませんか。
何も、今の若い人達に頼る必要などどこにあるんですか。
大金を管理して、それなりに利益を得て来ているはずだと思います。
現在、老人となっている人達は、義務を果たしてきたではありませんか。
その義務を果たしていない人達には、これは因果報応と
考えるべきではないかと思います。

一寸、素人が考えても、あれだけの大金を運用してきたのだから、
何百倍にもなっているはずです。
もしも、もしも、そうでないとすれば、それはその担当の役人と
政治家の責任であって、それを国民に向かって
消費税を充当するなんて云われたら、私は、今の為政者を
全部総入れ替えしてもらいたいです。
一体、その大金は、どこへ消えたのですか?
それをはっきりさせて下さい。
みんな若い元気な時に蓄財して(お金でなくても結構です)
老後に充当するんではないんですか。

戦前の日本は、大家族主義でその家、その家で、
若者が老人を見取ってきたのです。
大家族主義に戻したいです。
でも、今の女性は、辛抱する、我慢するという事の
出来ない人間に育ってしまったので、問題はとても複雑です。
いずれにしても、その代わりに消費税というのでは
総理大臣の資格なしです。


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2012年2月18日土曜日

船の姿は変わってしまった

横浜は港町。
私の生まれた所は、瀬戸内海の中の小さな蟹甲湾という
海の町だった。
蟹甲湾で20年間育ててもらった。
結婚して、横浜へ来てもう半世紀余、
私は生涯、海風に育てられ生きて来た。

今は、商売として本(書籍)を、船の乗組員の方々に
納めさせていただいている。
船の乗組員の方々は、普通の人より沢山の本を
読んでいただける読書家である。
ここまで来る間に、50年間いかほどの苦労と努力を
要したか。何十人の人のお世話になったか
書ききれるものではない。

私が子供の頃は、船の名前には必ず ”~丸(マル)”と
名付けられていた。すべての船が、大小に関わらず「丸」という
名前を付けられていた。

日本は海国、島国。
海を越えなければ外国へは行かれない。
飛行機のなかった時は、長い船旅を伴って外国へ行った。
何々MARUと名付けられているので、日本の船舶は
マルシップと呼ばれていたらしい。

私は、高校一年の時、京大法学部を卒業して、
初めて教師になった先生から「マルシップ」という言葉を教わった。
世界中の港、港でマルシップは、良い意味で有名であったようだ。
船の生活はすべて英語だけど、日本人乗務員のマナーのよさ、
技術力は、世界の中でも特に光り輝いていたらしい。

その頃、私は船とこれほど縁が出来るとは、
夢にも考えていなかった。
しかし神様は、私に海と船を生涯の絆として与え給われた。

船と云えば、大体こんな姿を思い浮かべた。
絵本にもこんな形で描かれている。



しかし、今の船は全く異なる。













形も変わった。形以上に内容も変わった。
私は、詳しく説明出来ないけれど、
最大の技術革新は、コンテナリゼーションであろうと思う。
荷役の短縮と、海陸の一貫輸送という2つの事を実現した。
正に、海運史上最大の技術革新であったと思う。
コンテナ船の出現によって船の姿形が大きく変わった。
その上、船は大型化され、コストを抑え
競争は、激化していったと思う。
専門的な詳しい事は、私には何も分からない。
本を納入する度に、
「どうぞ、この本が無事目的の船に届いて
本船の人達に喜んでもらえますように。そして、この本船が
何卒、何卒、つつがなき航海を終えていただけますように。」
と神様にお祈りすることにしている。
「私の体力、知力、気力の許す限り、本船へ本の納入をさせて下さい。」
と神様に祈りつつ、筆を置く。


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2012年2月11日土曜日

あぁ、懐かしい日よ

節分が過ぎ、豆まきをした残りはお茶と一緒に食べてしまった。
福は内、福は内、と云いながら、福はみんな「福は口」に
してしまった。
ベランダに出てみると、空の青さがすがすがしい。
春だ、もうすぐ春だ と不意に思った。
首筋に冷たい風が入ってくるけれど、空を見ていると
やっぱり春だと思った。
希望が湧いてくるような空の色。
青く晴れ渡った空をじっと見ていると、なぜかふるさとを思い出す。
高等学校の卒業式で總代で読んだ答辞の言葉を
なぜか思い出した。
60年も経っているのに、一字一句鮮やかに私の胸の中で
ひとりでに文字が並ぶ。私の声が聞こえてくる。

「今、 全員そろって並んでいますが、この姿はもう再び
どんな事をしても再現する事は出来ません。
今日が、6年間の本当に最後の日になりました。
戦後のどさくさで女学校へ入学し、途中で併設中学校になり、
入学して4年目にして初めて新入生を迎えました。
校長先生からは、沢山の人生の哲学を教わりました。
又、諸先生方からは、地方の高校とも思えぬ程
すばらしい先生方に恵まれ、私達は敗戦のおかげで、
幸せな学校生活を送る事が出来ました。
先生、本当に本当に有難うございました。
私は一生、生きてゆく限り、今日この日の今の心情を
忘れ得ないと思います。」

前後に文章は沢山あったけれど、ここの一か所だけは
何かあれば必ず思い出す。

60年経ってみると、夫々違った道を歩き進み、
既に、この世を去った人も何人もいる。
あぁ、あの時は、それほどの感激でもなく使った言葉だけれど、
今にして思い出すと、時代の変化、人情の変わり方、
様々な変化の中で、私は、ふと何かの時に
いつも思い出すのが、卒業式の日のこの言葉である。
懐かしい青春の日。

入学とか卒業式を秋にするという声も聞こえてくるけれど、
日本の風土からみれば、春4月が一番ぴったりとはまっていると
私は、思ってしまう。

みんな、みんな、年を重ねて来たけれども
思い出ばかりは色褪せる事もなく、新鮮そのもので
私の胸にせまってくる。
どこからともなく、仰げば尊しわが師の恩・・・のメロディーに
のせられて。




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2012年2月4日土曜日

日本国を運営している皆様へ

節分を過ぎて、今日の空は真青にひかり輝いている。
北の人達、裏日本に人達は、本当に気の毒だと思いながら
大陽に向けて左手をかざして気を充分にいただいた。

私の知る情報は、新聞・テレビ・週刊誌等で、
真実かどうなのかは何も分からない。
それにしても、東電には天下りが沢山いた。
給料も高かったというような事を知るにつれて
やっぱりそうなのかと思ってしまう。

国会では、一体、何を論じているのだろうか。
女性大臣の数が多かろうと少なかろうと、そんな事問題ではない。
男でも女でも、本当に国家国民の事を
先ず考えてくれる人でなければいけない。
総理も、消費税を上げる方法ばかり考えないで
消費税を上げなくてもやってゆけるあり方を考えて欲しい。
この不景気の真只中で、消費税がアップすれば
どうなるか、私は恐ろしい。

子供手当とかを出してくれたのは嬉しいが、
それを貰った人は、扶養家族を一名減らして
税金を支払わなければならなかった。
こんなところまで税金が入ってくる。
そんな事なら、子供手当など何の為に出したのか分からない。

これは一例。する事なす事、みんなこんな形。

議員を半分にして、一人当たりの報酬を下げることを
先ずやって欲しい。

何かと云えば、困っている人に手当を出すというけれど、
その線引きは難しい。
正当には出来はしない。
子供手当を出すならば、子供一人分の税金を減らす方法に
した方が、ずっと簡単で明遼だと思う。

”子供達に借金を残さない為に” という言葉を使うけれど、
それは、時代の流れであって、その時は、その時のやり方があるはず。
総理は、財務省出身だから、財務省の頭のいい人に
云われているに違いない、と思ってしまう。

民主党になってから、一体、何をしてくれたのでしょうか。
何もないばかりか、国民から搾りとろうとする術ばかりを論じている。
何も出来ていない。
テレビで国会中継を見ても、腹が立つばかりだ。
くだらぬ論議に時間をかけて、コストをかけて、何をしているのか
分からない。

自分の事より、国家国民の幸を願う人よ 出てきて欲しい
人口が減ったら、減ったやり方で運営すればよいこ事であって、
何かとてつもなく恐ろしい事の様な報道をする必要はないと思う。

それよりも、山里の風景を壊してしまって、
建設するのは止めて欲しい。
東京中心にビルが建ちすぎだと思う。
日本の良さを残す事こそ、必要だと思う。
総理、そうは思われませんか。
もっと、すっきりとした国会にして欲しい。

そして、皆さん、本を読んで下さい。
そうすれば、色々な事が分かります。
私が本屋だから云うのではありません。
本屋は、どこにでもあります。
ぜひ、様々な本を読んで下さい。お願いします。
買いに行く暇がなければお届けします。
本代だけはいただきますが・・・。


  *** ご参考まで ***









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