2013年3月30日土曜日

NHK放送大学に魅せられて

 年令を重ねてくると、スポーツも歌謡曲も
興味が薄れてくる。

一人で広い部屋にいると何となく物足りない。
音楽をかけてみたり、テレビをかけてみたりしても
面白くない時が多い日が続く。

私は考えを変えて、HNK放送大学を
かけてみた。
様々な要素が出てくるし、私の頭では
理解出来ないようなテーマもある。

でも、この頃考えが変わった。
知らない事が次々出てくるのが
とても新鮮。

つまらない時は、机上の仕事をしながら
HNK放送大学を観る事に決めた。

とても楽しい。
知らない事を聴く事が大変新鮮である。

数日前、たまたま海運業のテーマが出て来た。
私にとっては縁のある話なので
嬉しくなってきた。

競争が激しくなって、人件費を抑えるために
外国人を乗船させている。
これは、私もよく知っていた事だが
その外国の範囲が、フィリピン、台湾、韓国、
インドネシアと続き、更にヨーロッパにまで
及んでいる。
これは初耳だ。

船長、機関長、一等航海士、二等航海士、
一等機関士、二等機関士あたりの4~5名は
日本人。後は、全部外国人。
料理も外国人が作るので、
『英文で書いた日本食の作り方』の本が
よく売れる。

更に、日本郵船はフィリピンのマニラに
商船大学を作った。
私も耳学問だけだったが、テレビから
聴いてみて、とてもはっきりした。
知っている事もあれば、全く知らないというより
分からない項目もある。
それでも私は、半分仕事をしながらテレビに
耳を傾けている。

すっかりファンになった。

私にとっては、訳の分からぬ若い子の歌よりも
連続ドラマよりもずーっと面白くなってきた。
暫くNHK放送大学の視聴者を
続けてゆきたいと希望がわいてきた。












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2013年3月23日土曜日

善良な国民で生きて行きましょう

何だか、コワイ。
日本人の私達は、自分で戦いとった民主主義でなく、
敗戦という大きな犠牲を払って
天から降って来たような民主主義を得た。
そして、半世紀以上が過ぎた。
その間に何十人と総理大臣も変わったけど、
その時その時の総理になった人の考えで
教育制度も社会問題もくるくる変わって来た。
運が良いか悪いか分からないけど・・・。

私は「サイタ サイタ サクラガ サイタ」の教科書を
使った最後の世代である。
そして、マッカーサーに支配され、
吉田茂という外交上手の総理は、
その系列に考え方を教え、吉田学校と云われた時期があった。
その頃の日本人は、民主主義を充分に理解せず、
何もかも自由になった
(戦争が終わった解放感もあったと思う)と考え、
その裏にある責任をとるという一面を全く知らないで育った。 

今、80才以下の人は、全員そういう世代の人であるので、
もうほとんど100%近くと考えてよいと思う。
男女平等、これは良い。
 しかし、男性には男性の強み、
更に、女性には女性の特徴があると私は思うが、
現状では男女平等という事で女の方が強くなり、
強くなるのは良い事だけど更に進んであまりにも
権利の主張をしすぎ、わがまますぎると、私は観察
している。

そして、今、何となくほっとした国民感情になっている。
 しかし、景気をよくするために、
インフレ2%位に上げる政策をとってくれるという事だから、 
平和でいいと思っている。
現に、株はぐーんと上がった。
株を手なづけている人には、最高のチャンス到来。
こんなに上げてくれた人は、20年位いなかったから。
株式を持つ・買うという人達にも色々あるので、
上がろうが、下がろうが儲けのチャンスは出て来た。
資本主義の中で株式投資の占める位置は大きい。
私は、株価が動くという事は当然で良い事だと考えている。
儲かる時もあれば、損をする時もある。
そのスリルも人間を酔わせる要素を持っている。

ここで何を考えたのか総理は、
日本国民全員に番号をつけると云い出した。
役人は便利になるだろう。
また、為政者にとってはプラスの面が多いと思う。
しかし、考えてみたい。
日本国民全員に、ナンバーが付けられたら
どういう事になるか。

静かに色々考えてみて下さい。

日本は、今、決して平和とは云えません。
街を歩いていたら街頭マイクで
「引ったくりが多くなっているので
持ち物は店側の手に持ちましょう。気を付けて下さい。」
また、銀行でもお金を引き出す時、
この出金は、間違いなく貴方の意思かという
文章が画面に表われる。
 「電話番号が変わったと云ったら注意して下さい。」
とも書いてある。
私達の身辺は、戦争中のコワサとはまた、違った
陰湿なコワイ物に取り巻かれている。
 99%の人は、みんな善意の人だ。
極少数とはとはいえ、いつなんどきに自分が被害者に
なるかも分からない世の中になってしまった。

そこで先ず、これを考えましょう。
我田引水と云われようが、私は、この一言を申し上げたい。  
≪皆さん、本を読んで下さい≫ 
どんな形でもよいから、本を読んで下さい。
読書から得る知恵は何よりも大きいです。
そして、手紙を書いて下さい。
文章を書くという事は素晴らしい想像力を養います。
また、客観性も得られます。

そして、日本国民一人一人が、ナンバーを付けるなんて
云う事をさせないように
普通の人間になって生きて行きましょう。
エライ人・大金持ちの人になる必要はありません。
普通の善良な市民として、
胸を張って生きて行こうではありませんか。
お願いします。






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2013年3月17日日曜日

小さな店に大きな夢を描いて

YouTubeに紙芝居を紹介する動画をアップロードしました。
どうぞご覧ください。




一人でも多くの人に一冊でも多くの本を
読んでいただきたいというのが私共の商売の基本であります。

合併とか吸収とか、様々な形式で商売の形が変化してきました。
いつの間にか小さな店は姿を消してゆき
大きな力を持っている商売でないと
やってゆけない時代になりました。

魚屋、八百屋、ボタン屋……、とか○○屋という店は
いつの間にか消えてしまいました。

そんな状況の中で零細書店の苦しさは書きようもありません。
でも私は、本屋として生きてゆきたい、
本を買っていただく事を天命と考えて生きております。

考えて考えて、色々な事をやってゆくつもりです。
この年齢で、まだまだ希望を持って生きてゆく事が私の心情です。
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2013年3月9日土曜日

庶民は何を信ずるべきか

現内閣は支持率は高いようで
安定しているように見受けられます。
強い日本などという言葉を聞くと
ホッとするのも事実です。
でも、本当に国民の幸につながる道を
歩んでいるのでしょうか。

総選挙の時よりもずっと前から
0増5減という言葉は聞いていたと思います。
でも、実行していただけませんでした。
する気がないとしか思えません。
2%のインフレにするというけれど、
インフレなんてものは、
人間の頭で考えるようには動きません。
インフレの怖さを知っている私には
そんな小手先の問題かと
一寸考えてしまいます。
日銀総裁だって、だから辞めたんだと
私は思っています。

株が上がった。円は程良く下がった。
と云って更に株は上がる。
株は魔物です。
いつどうなったって文句の云っ行くところは
ありません。
これだけ急激に上がる理由は何でしょう。

景気をよくなるようにするという風評
(私はこういう考えです)
ものすごーいお金持ちなら、1000万や
2000万損したって、へとも思わないというような
人の博打です。
すべての業界が、合併吸収してより大きくなって
いるのが現代です。
小さな企業はひとつ、又ひとつ消えてゆきます。
本当に株を買って株主になろうとする人は
数字だけでなく、その株の会社へ観に行きます。
そして、従業員と話をしたり、仕事ぶりを観察して
ヨシと判断した時に、株主になるべく買う訳です。

そんな事をする人は、1000人に一人もいないでしょう。
調子づいてあがって行ってくれれば
いう事はありませんが、先ず、物販業は
“小”はダメです。“中”もダメ。
“大”にならなければ振り落とされます。

そういう事も承知で、私はこの40坪そこそこの
小さな店が愛しくて止められません。
一人でも多くの人に、1冊でも多く本を読む人を作ろうと。
それが私の命なんです。

本は、絶対に読まなければ、最後の土壇場で
戦いに敗れます。
経験だけでは限界があります。
私も大変厳しい恐ろしいような亭主に
36年間しごかれた事の、ひとつ、ひとつが
今の私の思想の中に育まれています。

これで消費税を止めてくれるなら
話は少し柔らかになりますが、
10%の消費税になれば、貧乏人は
物を買い控えます。
食べ物は %と変えるとかという話しもチラリと
出てきていますが、政治家は商を知らないから
そんな夢物語みたいな事を云うんです。
消費税の数字が動くと商人は、大変な労苦を
のまされます。

そんなに金がないのなら、
議員の数を半分にしてはどうですか。
全員真剣にやっているのとは
私が知らないのかも分からないけど、
そうは思えません。
テレビの中ででも、よく分かるし。
何の政治知識も勉強もせずに
議員になって、どうして本物の仕事が
出来るでしょうか。

人間は万能ではありません。
スポーツで名が知れても、政治の中の
仕事とは違います。
総理の返答も(こも私のテレビを観ての感じ
ですが)言い訳めいて来始めました。
野党が、しっかりしてなければ政治はよくなりません。
野党になったという事で、返答を断るようでは
私はうんとがっかりしました。

デパートで高額品が売れたというニュースにしても
お金持ちはいっぱいいるんですから
気分が晴れると買い物もするでしょう。
そういう高額品の買える人にこそ10%以上の
物品税を求めたいです。
株が上がる事は嬉しいことです。
大企業が収益をあげてくれるのも嬉しい事です。
唯、その裏に何百倍もの貧乏人がいる事を
知っていておいて下さい。
だからと云って国家から金を出すのはいけません。

人間は自ら立ち生きるべきです・
 そういう教育をやっていただけることを切に祈ります。
                                                                                                                                                                                                                               








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2013年3月2日土曜日

まだまだがんばります

安倍首相は
 「強いアメリカは、強い日本をもたらし、
 強い日本は、強いアメリカをもたらす。」 と
オバマ大統領に伝えた。

“強い日本” 
何と素晴らしい言葉だろう。
何と新鮮な言葉だろう。
しばらく忘れていた言葉。
世界中が大荷物をかかえている中で
素晴らしい言葉だと私は思った。

さて、しかし、すぐ近くに1000坪位の
スーパーが出来た。
中を一周りしてみたが、腰痛の私は
何も買い物するものもなく、
疲れただけで帰って来た。
大きな駐車場もあるので、遠くから
めざして買い物に来るのだろう。

思えば、私の家から一番近いスーパーだけど
地下1Fなので、エスカレーターを
使わねばならない。
私の大嫌いなエスカレーターで降りて、
又、帰りにエスカレーターで昇って来なくては
ならない。

近隣の従来の小売店が二つ三つ
閉店するだろうと思う。
私の店も零細企業だけど、
本はないので何とかなると思っているが、
今年に入って売り上げが落ちた。
特に、世界の海を周っている日本の外航船が
主な得意先だが、その船の動きがパッとせず
且つ、横浜港へはほとんど着かない。

亡夫の考えた書棚つき車も
出勤する機会が少なくなった。
80%位は、シンガポールで乗務員の交代。
シンガポールは、小さな国だけど、
私は、一度だけ一寸降りた事があったが、
きれいな所だなと思った。
国は小さくても重要な場所で
収益は上げているだろうなぁーと思った。

世界はどんどん狭くなって、小さくなって来た。
この次の大戦争(私はもうごめんだけど)は、
地球とどこかの星との戦争かもしれない。
ロボットをどんどん作って、ロボットに戦って
もらうような戦争かもしれない。

私は、もうその頃はいないので、見られないが、
ロボットの活用はしてみたいと
随分前から考えてきた。
ロボットは、どんどん開発して欲しい。
一人暮らしの老人の相手になったり、
介護したりするようになるのも
そう遠い話ではないだろう。

テレビの中で、チラッと見たような気がするが
ケネディ大統領の娘さんが、もしかすると
日本大使として来るかも分からない。
あの時は、小さなお嬢さんだったけど。
もう、あれから40年。
私も若かった。
あの日の衝撃は、一生忘れないだろう。

父を第2次世界大戦で子供の時に失い、
祖父母と母に育てられた私達、兄弟姉妹。
それでも、みんな何とか一人前に
なる事が出来た。
一番年上の私が、一番見劣りがする。
残る人生、出来る事で
まだまだ頑張ります!

















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