2009年4月11日土曜日

目を開こう 耳をすまそう

手術後休んでいたヨガを又再開した。
半年も休んで体がなまってしまったら困ると思い少し無理かなと思いつつ参加した。開脚は私の得意芸だったのに60゜位しか開かない。
『人間の体は一日休むと三日後退する。三日休むと十日後退する。』と先生のいつもの言葉。全くその通りだと思った。
「無理しないでね佐藤さん」という先生の言葉に甘えてほどほどの90分間ですませた。

それでも気分はスッキリして年末の落ち込んでいた頃を思うととてもとても嬉しかった。三ヶ月位すれば元通りになるだろうと思い先が明るくなった。
帰路、大岡川沿いの桜並木を少し歩いてみた。
桜吹雪が舞い降りてきて私の身体を包んでくれる。
川面には桜の花びらがまるでイカダを流したようにいっぱい花びらが浮かんでいる。


桜の花は美しい。その命の短き故に尚いとほしい。
パッと開き一瞬の美しさを残し潔く散ってゆく様が私はとても好き。
そして日本の武士道に思い至る。



人は年令を重ねると心も体も大儀になる。
そして将来の希望より過去の事に心が動き若い時は良かったなぁー・・・もうこの年令では・・・・と思うようになるようだ。人間は生ものだから時間の経過と共に老化するのは自然の摂理でどんなに科学が進化してもこればかりはどうする事も出来ない事だ。
私も退院後はかなり参った。
体が動かない、スムーズに歩けない、痛い、五分と同じ姿勢でいられない。すると心まで痛くなってくる。
私はひたすらリハビリをしながら神に祈った。
一日も早く私の心と体が正常になりますようにと。

今、経済危機だとみんなが云う、みんながそう思っている。
トヨタのような模範生が人材カットするなんて。
それ以下の所は当然のように悪い、悪いと大合唱。本当に悪いと私も実感している。失業率何%と新聞が書く。
職を失うばかりか住居まで無くしてしまうのは本当に非情だと私も怒った。
そして私も零細小売店だからいつ我が身にふりかかるか分からない恐怖心に心が揺れた。
四、五日前だったか何かで読んだ。
「失業者が増える一方で農業とか介護サービス業は依然人手不足で求人をやっている。
ある所の農業で求人・面接そして何人か採用した所そのうち三日で止めて行った人が何人かいたらしい。「トヨタの時より時間は長く給料は安く労働がキツイ」といって去っていったらしい。今の農業は50年前の農家の仕事(私も子供の時少し経験している)に比べたら天国のように合理化されている。田植え、草取り、稲刈り、もみおとし・・・・・・すべて機械でやってしまう。
異なる事は同じ「物作り」でも車とは違って生き物だから天気に左右される面はあるだろう。
しかし、本当に失職して本当に働く場が欲しいなら私の常識ではこんな理由は理由にならない。
日本人は「楽」しすぎたのではなかろうか。
汗を流す喜び、働くという有難さを忘れてしまったのではないだろうか。

現内閣は選挙前という事もあり早く目に物を見せたいというあせりもあるかも分からないが15兆円がX時間後に又、国民を苦しめるような事になるような気がしてならない。
目先の事ばかりであせらないでほしい。
かえって何かとても大番ぶるまいのような気がして心配になってしまう。
もっと政府は知恵を出して事を進めてほしい。
今、経済のこと、お金の事だけの問題にしないでもっと根本的な事に手をつけてほしい。お金はついてまわる。政府は本気なら先ず我が身を削ってほしい。
歳費を大幅に下げるとか議員数を半分にするとか。それをすれば国民は本気度を信じると思う。ひいては選挙にも勝てると思う。

又、私達国民も自分の事ばかりに目を向けずにもっと視野を拡げて次代を荷う子供達に「人間とはどう生きるべきか」という事を大人が身をもって範と示さねばならないと思う。
「楽して金儲け」この方式が事故を起し次々に事件を作り世の中を悪くしていると私は思う。
私も年令も高い。何も持っていないけど必ず正常な日が訪れる事を信じて小さな店ながら毎日毎日どうやって読者に喜んで頂けるか・・・・そればかり寝ても覚めても考えている。
労働時間は長い、仕事もキツイ、利益も少ししか無いけどその事をなげく気持ちにはならない。
何とかして読者に喜ばれる店に育てたい。私の命には限りがあるが私のこの精神をうけついでくれる人を育てておきたい。それは途方もなく難しい事だけど難しければ難しいほど私は生き甲斐を感じて生きてゆける。そうして私は毎日毎日終わりのない人生の生き方という戦に挑戦し続けてゆくつもりである。
苦しい事を知った人にのみ喜びは格別大きいという声を聞きながら

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