2013年2月2日土曜日

総理の表情

 私は、総理大臣の顔を観るのが大好き。
素顔を観る事は出来ないが主としてテレビ。
それから、新聞や雑誌の写真。

恰好良いからとか、美男子だからという
観方ではない。
総理になるほどの人だから、我々よりは
うんと優れていて当然。
姿形を観るのではない。

強いて云えば、総理大臣のテレビの中の
顔から、私は今、この総理は何を思っているの
だろうか?と探りを入れるのが一番の気持ち。

演説と云ったって、原稿用紙にリズムをつけて
読むだけなんだけど、それでも声の調子、
登壇する時、去りゆく時の姿は
演説以上に本心が私には読めてしまう。
又、他の人のスピーチを聞いている時の
表情。これは言葉以上にものを云っている。

私達、日本人の幸不幸を決めてしまうような
≪ アベノミクス ≫ (誰が云い出したのか
知らないけれど)にお任せしていて
この先、国民は幸福になるのだろうか?
一部の金持ちは、何何ミクスであれ幸せだと
思う。

問題は、大部分の大衆が、希望を持って
生きられるような日本国にしてもらえる
のだろうか?
就任当時よりやや元気がないなと、
私は今、思っている。
就任演説も、もっと事細かく、分かり易く
もっともっと国民に呼びかけて欲しかった。
あっという間に終わってしまった。

総理の仕事は、肉体精神共に大変な、
云うなれば、労働だと思うので、
疲れるのは無理もないけれど、
そんな事に負けないだけの
体力、気力、そして知力が必要です。

これから消費税も上がる。
物価も上がる。
インフレがデフレより良いとは
云えない。

私は、60年間、社会に波に洗われながら
インフレの怖さも知っている。
株が上がった、円が下がった、と云って
喜んでばかりはいられない。

国民も悪知恵ばかり発揮しないで、
敗戦直後の頃の国民のように
国を支えるために、努力・努力をしなくては
ならない。
総理も国民も一体となって
日本国を「東洋に日本あり」
云わしめるように頑張りましょう。

戦後の苦しさ、喜びを知っているのは
私の年令以上の人。
だんだん亡くなってゆく。
歴史の本の中に詳しく書いておくべきだ。






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