2007年12月14日金曜日

福田総理大臣様 Ⅱ

父上様は「天の声も時々変な声があるね」と
総裁選に負けていながらジョークを飛ばされたこと、覚えております。

その息子さんが二世総理になられたからこれはいいかなと、思っておりました。
私はテレビでしか拝見することは出来ませんが総理も少し笑ってください。
国民をもっと笑わせてください。笑えば必ず幸せがやってきます。

さて、市場原理主義に振り回されて苦境に喘いでいる者の一人として
お願いがあります。

増え続ける、老人福祉の為に消費税を上げるそうですが
消費税は私達のような貧乏商人にも大金持ちにも同率にかかってきます。
例えば千円札一枚あるとしても私達には大金です。
でもオリックスの社長さんとか高級官僚の方々にはたかが千円だろうと思います。
私は月月火水木金金で働き年間休日は5日間です。そうしなければ私の店がもたないんです。
私のやり方にも問題はありますが、人件費の限界を超えると店がつぶれてしまいます。
自分でやるしかありません。
総理大臣様、お分かり頂けますか?地方格差も大きな問題ですが、横浜という都市のど真ん中にも
私のような人間もいるのです。それでも私の店を支えて下さっている、読者の事を考えると
無理を承知でこうして生きております。

所得税の最高限度は1800万円とか、私はそれこそ考えなおしてほしいです。
一億円ぐらいまで、段階をつけて徴税して下さい。
そして消費税は上げないで下さい。これ以上上がったら消費はもっともっと極端に落ち込みます。
いくら選挙の後でといっても、内閣の運命も危うくなると思います。
ごく一部の人間以外みんな激しい競争の中で、もがき苦しんでおります。

私は官僚殿のどなたか、また代議士の誰か一人でも我々の給料を下げよう 人員を減らそう
と言ってくれる人がいないのが残念です。悲しいです。

己を犠牲にしてでも国家国民の為にと立ち上がる人は一人もいないんでしょうか。
明治維新を成しとけたような大人物はもう日本にはいないんでしょうか。
守屋氏の話も氷山の一角にしか見えません。そしてもし、小池百合子氏という女性でなかったら
甘いもすいも知り尽くした男性だったら、モヤモヤになっていたのではないでしょうか?

総理になられるような方は皆さん坊ちゃんですから、私の苦しみなどお分かり頂けないと思いますが
それでも私はあえて申し上げたく存じます。

                                    零細書店主 より
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