2009年9月19日土曜日

夢を抱き希望の旗を立てましょう

夢も希望もないという言葉があるが本当にそういう事態におかれた人間は私は多分戦場で食べ物も水も無い。同僚が次々と目の前で息を引きとる。やがて自分も、まもなく同じようになるという事が分かった時だと思う。これは本当に夢も希望もないという言葉通りだと思っている。

今、平成21年のこの時に夢も希望もない人は一人もいないと思う。
私の知人に良妻賢母の見本のような女性がいた。息子が2人、孫も3人。70才を越えて尚、友人は数え切れないほどいた。
しかし収入は自宅のビルの1階を貸してる家賃収入が主だったように見受けた。そして会えば必ず息子自慢、嫁自慢の話。私は羨ましかった。しかし真実はどうだったか分からない。少しお金がたまると二人の息子に等分に分け与える。その時の息子達の喜ぶ顔を見るのが最高の喜びだったようだ。

決して愚痴らない。嬉しかった話ばかりする。きっと彼女にとってそれは生きる支え希望だったと思う。8年間ガンを患って亡くなったけど「70年以上も生きて、したい事は全部して私は幸者だ」と最後の電話で話してくれた。

98才のこれも女性だけど友達は、みんな亡くなってしまい息子や娘とも話が充分に通じない。自分の好む話はあまり聞いてくれない息子や娘の話は理解できない事ばかり。夫との夫婦生活はたった15年、そして延々と70年余近く未亡人生活を続けて来た。それで彼女は頭は充分しっかりしているので子や孫が困ったときに経済的に援助する事に生きがいを感じている。
70~80年の人生は一筋道ではゆかない。第二の人生又は第三の人生もあるかも分からない。テレビのコマーシャルに外人のおばあさんが「私だって夢があってもおかしくないわ。私が恋するかも分からない、私が事業を起すかも分からない。夢は年令に関係ないわ。」と話すのも私は頷ける。
夢も希望も努力なしには生まれて来ない。小さな夢でも夢は楽しい。「じゃあお前はどうだ」と聞かれたら私はもう何度も何度も手紙に書いているけれど「”本読み人”を一人でも多く増やす事です」商売だからいかに零細といえども収益をあげなければ続けられない。私は店が続けられるだけの利益が出てくれればそれで充分だと思っている。

店を大きくしよう、売上を日本一にしようという事は考えても私には無理な話だけど「本読み人」を一人でも多く増やす事は出来る事だと思っている。
本離れの現象の原因は一つではない。種々様々の時代時代の流れの中の現象だと思う。しかし日本人として生きていく上に希望や夢を持つ上でヨミ・カキ・ソロバンは不可欠です。小さな子供の時から本になじんで育ってほしい。日本人として地球人として胸をはって生きられるには先ず文章が正確に読んで書けなければ満足な生き方は出来ないと思う。
夢を抱くためにも希望をかかげる為にもその第一歩は読書です。言葉です。私の店は小さい子供さんに本になじんで頂くための第一歩の紙芝居を一生懸命おすすめしております。

来る9/22(火)にはイセザキ書房店内にて紙芝居会をいたします。時間が午後2~4時になります。大人も子供もお祖父さんもお祖母さんもみんなみんな御来店下さい。
私の声で話す物語を聞いて下さい、見てください。



お知らせ

☆★☆★☆紙芝居会を行います☆★☆★☆

来る9/22(火)イセザキ書房店内にて
紙芝居を演じさせて頂きます。

時刻:午後2時より4時まで

御覧頂いた方に昔懐かしいお菓子をプレゼントいたします。
ご来店お待ちしております

夢を抱きましょう。希望の旗を打ち立ててまっしぐらに歩んでまいりましょう。

小さな夢でも夢は夢。出来そうもない希望の旗もそのプロセスがこの上もなく楽しくて、誇らしいものです。




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イセザキ書房
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