2010年1月16日土曜日

時は動く

私は、この一年ウォーキングをさぼっていた。色々事情はあったのだが、昨年も成人式の日にウォーキングロードの撮影をしたので今年はどの位変化しているのか見てみたくて又、カメラを持って歩いた。

伊勢佐木町へ出てみると早朝なので静か。
大きな変化はスーパーユニーがピアゴに変わった事。

そして、その前の空地(元東映の映画館跡)が綺麗に整理されて商品のようになっていた。

日活館跡はもうすっかりゲームセンター、立派に綺麗になってきた。

この地下にあるサンミ高松は(和食料理屋)私のお得意の店、和食料理としては私はかなり高い点をあげたい。

週一回位行くかな。私は魚が大好きだから。草食系ではなく魚食系です。

大通りを越えて進んで行くが、もう書ききれない程、店が変わってしまっている。
あの奥行きのある落ち着いた老舗はほどんど消えてしまった。


一昨年秋に閉店した松坂屋はそのまま。
これだけの物件を遊ばせておくのは勿体無いが採算の問題で手を出せないのだろうか。それとも、何か話は進んでいるのだろうか。
ゆずが紅白歌合戦をここで歌ったのはいつだっただろうか?

それからが、この街の衰退はそろそろ始まったのだ。


その前の三軒の店も、もうかなり長くシャッターが下りたまま。

吉田橋を渡って関内に入るとオフィス街なので大きな変化はない。
野村證券のウィンドウをとってみた。


馬車道を抜けた所の右手に綺麗でカラフルなビルが見えたので何だろうと聞いてみたら結婚式場だった。

これから先は海の大好きな私のエリア。
昔建った石のビルはみんな風格を保っている、年をとらない。
いつまでも、その時代時代の風景の中で悠然と建っている。
さすがだと思う。
横浜港の栄えた時代の象徴だ。
私が未だ20才代の頃、山下埠頭が出来た。船が着岸しやすくなった。そして続いて本牧埠頭ができた。

なつかしがっていても仕方ないけど、なぜ横浜や神戸が韓国や台湾の港に取って代えられてしまったのか、今は主としてシンガポール。

横浜はあくまで港で栄えた街。その港がガランとしてしまうようでは先ず繁栄は難しい。
正月元旦の午前0時、私は50年間毎年聞いた。港から聞こえてくるボーッというあの汽笛の音。私にとっては嬉しい音色だった。あぁ、今年も又新しい年がきた。頑張ろうーと思った。18年前までは夫と共に肩を並べて、その後はたった独りで。
今年はほとんど聞けなかった、停泊船の数が少ないんだと思った。
飛行機で運べないものはすべて船。日本はこの輸出入で生きてゆかねばならぬ島国。
その港が不振では横浜街は存在価値がない。



横浜の街よ、ごめんなさい。今に素晴らしい為政者が出て来て又きっと栄えるから。私はそれを信じています。
いつものようにナビオスのレストランで朝食バイキングを食べて帰った。

時の人、小沢さん。この頃はどんな本をお読みになられましたか?
私は本屋ですから是非、出来るだけ多くの人に本読み人を育てる義務があります。人間は皆、必ず死ぬんですよね。生きている間に楽しい思いをいたしましょう。読書ほど楽しいものはありません。
毎週おすすめの本を発表していきます。
せひ読んでみて下さい。

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今週のおすすめ★














「生きる勇気 死ぬ元気」
著/帯津良一・五木寛之
平凡社
1400円+税













「白洲次郎・正子 珠玉の言葉」
講談社
1000円+税
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