2010年12月11日土曜日

夢かも分からないけど・・・・

私はその時、未だ子供だったので詳しい事はよく分からないが、戦後すぐに農地解放というのがあった。
私の実家でも他町村にある田んぼは全部小作人に二足三文で売ってしまったらしい。
住んでいる町内に二町歩あったので、それは返してもらい一町歩は父の妹の家が残りの一町歩は私達(と云っても農業の素人ばかり。男手もない。人に頼みつつ他の田んぼの半分も収穫はなかった)
私のような子供相手に母も大変だったと思う。
だから、私は田植えも草取りも稲刈りも麦こぎも全部経験した。
苦しかった。辛かった。
今でも忘れられない。

ところが、今の農業はそんな労力はほとんどない。
田植えも草とりも水田の水の調節も全部機械でやれる。
下肥はもうんと時間をおいてやはり機械でまいている。
これもトイレの汚水だけを集める方法は機械化出来ると思う。

この姿を見た時私は農業もいずれ工業化し企業として成り立つと今の年令の私には分かる。
問題は作付面積が大きくなければ合理化は出来ない。
一番難しいのはこの作付面積を大きくする事かも分からない。
例えば農家によく考えてもらって農業を専業にするか全く農業から手を引くのかの決断としてもらわねばならない。
農地解放が出来たのは戦後のアメリカのGHQの強力な力があったので、否も応もなかったが今この決断を強いられるだけの力を持った政治家がいるかどうかと云う事である。
大げさなマニフェストとをかかげてもちっとも具体化出来ないような政府では一寸無理かも分からない。
方法としては国に土地を売るか貸すかいずれにしても、あぜ道のいっぱいのあるような田んぼでは工業化は無理だろう。
最低一町歩単位は必要だろう。
勿論、国が経営するのではなく、企業としての○○○株式会社とする。
やりたい人、やれる人材は必ずいる。

作物は米・小麦とは決めず、その土地にあった作物を会社で考え立案し育った作物はその場ですぐに商品化するシステムを作る。
そして駐車場付きの農作物スーパーマーケットを作る。
勿論農作物を加工して食料品を作ったり花ならばその店の中に花教室を作る、料理教室も併設する。
勿論レストランや飲み物もあった方がよい。
従業員は年令不問。、男女を問わず時間も工場と同じように朝勤・昼勤・夜勤と決めればよい。
普通の工場と異なる事は天候に左右される会社である。
しかしそれも台風のようなものにでも耐えるだけの設備も今の日本の物造りなら可能であると信じている。
そして一緒に老人ホーム的なものを幼稚園・保育園的なものも併設する。
親も子も一緒に通勤出来ると云う考え。

私は専門的な知識がないので欠落している所がいくつもあろうと思うけれど、大体こういう形式にすれば日本人を養うくらいの農作物は可能ではなかろうか。
外国へ出る企業もよし。
国内で日本人でやる企業も又よし。

今は唯、核になる大店舗を作る方式があちこちで出来ているがこれも、もう限界にきていると思う。
農家に補助金を出すとか何でも金で事をすませる事はもう止めようではありませんか。

それよりも日本人が生き生きとして目標を持って成長してゆく生活様式を考えようではありませんか。

工業も農業も素人の私の考えでは笑われそうですが、私は何はともあれ金で解決するのではなく、生きる喜びを与える政策をやってほしいと切望しています。

今回はおすすめ本として櫻井よしこ著のものをひろってみました。
分かりやすくて純粋で日本人としての自覚をうながされるものばかりです。
ぜひ、読んでみて下さい。
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「この国をなぜ愛せないのか」

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「日本が犯した七つの大罪」

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「国売りたもうことなかれ」

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「憲法とはなにか」

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「櫻井よしこの憂国一論戦2009」

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