2013年3月9日土曜日

庶民は何を信ずるべきか

現内閣は支持率は高いようで
安定しているように見受けられます。
強い日本などという言葉を聞くと
ホッとするのも事実です。
でも、本当に国民の幸につながる道を
歩んでいるのでしょうか。

総選挙の時よりもずっと前から
0増5減という言葉は聞いていたと思います。
でも、実行していただけませんでした。
する気がないとしか思えません。
2%のインフレにするというけれど、
インフレなんてものは、
人間の頭で考えるようには動きません。
インフレの怖さを知っている私には
そんな小手先の問題かと
一寸考えてしまいます。
日銀総裁だって、だから辞めたんだと
私は思っています。

株が上がった。円は程良く下がった。
と云って更に株は上がる。
株は魔物です。
いつどうなったって文句の云っ行くところは
ありません。
これだけ急激に上がる理由は何でしょう。

景気をよくなるようにするという風評
(私はこういう考えです)
ものすごーいお金持ちなら、1000万や
2000万損したって、へとも思わないというような
人の博打です。
すべての業界が、合併吸収してより大きくなって
いるのが現代です。
小さな企業はひとつ、又ひとつ消えてゆきます。
本当に株を買って株主になろうとする人は
数字だけでなく、その株の会社へ観に行きます。
そして、従業員と話をしたり、仕事ぶりを観察して
ヨシと判断した時に、株主になるべく買う訳です。

そんな事をする人は、1000人に一人もいないでしょう。
調子づいてあがって行ってくれれば
いう事はありませんが、先ず、物販業は
“小”はダメです。“中”もダメ。
“大”にならなければ振り落とされます。

そういう事も承知で、私はこの40坪そこそこの
小さな店が愛しくて止められません。
一人でも多くの人に、1冊でも多く本を読む人を作ろうと。
それが私の命なんです。

本は、絶対に読まなければ、最後の土壇場で
戦いに敗れます。
経験だけでは限界があります。
私も大変厳しい恐ろしいような亭主に
36年間しごかれた事の、ひとつ、ひとつが
今の私の思想の中に育まれています。

これで消費税を止めてくれるなら
話は少し柔らかになりますが、
10%の消費税になれば、貧乏人は
物を買い控えます。
食べ物は %と変えるとかという話しもチラリと
出てきていますが、政治家は商を知らないから
そんな夢物語みたいな事を云うんです。
消費税の数字が動くと商人は、大変な労苦を
のまされます。

そんなに金がないのなら、
議員の数を半分にしてはどうですか。
全員真剣にやっているのとは
私が知らないのかも分からないけど、
そうは思えません。
テレビの中ででも、よく分かるし。
何の政治知識も勉強もせずに
議員になって、どうして本物の仕事が
出来るでしょうか。

人間は万能ではありません。
スポーツで名が知れても、政治の中の
仕事とは違います。
総理の返答も(こも私のテレビを観ての感じ
ですが)言い訳めいて来始めました。
野党が、しっかりしてなければ政治はよくなりません。
野党になったという事で、返答を断るようでは
私はうんとがっかりしました。

デパートで高額品が売れたというニュースにしても
お金持ちはいっぱいいるんですから
気分が晴れると買い物もするでしょう。
そういう高額品の買える人にこそ10%以上の
物品税を求めたいです。
株が上がる事は嬉しいことです。
大企業が収益をあげてくれるのも嬉しい事です。
唯、その裏に何百倍もの貧乏人がいる事を
知っていておいて下さい。
だからと云って国家から金を出すのはいけません。

人間は自ら立ち生きるべきです・
 そういう教育をやっていただけることを切に祈ります。
                                                                                                                                                                                                                               








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